これまでも、手書きのメモがデジタルデータになって保存されるというスマートペンはありました。しかし、ペン本体のデザインはいかにもガジェット然としたものも。その点、この製品は、40年以上愛され続けているラミー「サファリ」。筆記具としての使いやすさとともにお気に入りのブランドの1本で書く楽しみも兼ね備えています。
ペンのベースになっているのは、ネオラボの「Neo smartpen」。同時発売されるノート「LAMY digital paper notebook」(オープン価格)にはNcodeと呼ばれる、無数の目に見えない微細な線と記号でできたコードが印刷されています。「Neo smartpen」のペン先にはカメラが搭載されており、Ncodeを認識することで、紙の位置などを把握してデータ化。
専用のスマホアプリ「NEO STUDIO」を利用することで、リアルタイムで手書きの筆記線を確認・保存することができます。「LAMY digital paper notebook」以外のNcodeを使用したノートでも利用可能です。ペン本体はマイクロUSBケーブルで充電でき、充電状態はLEDディスプレイで確認できます。なお、ボールペンのリフィルは交換可能です。
21世紀のテクノロジーと融合した、20世紀に生まれた伝統的なデザイン筆記具。世紀をまたいだ傑作の登場です。
>> LAMY「LAMY safari all black ncode」
<文/&GP>
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