「arpara」を手がけるのはVRに関わるさまざまなハード・ソフトの開発を行う中国のスタートアップ、ARPARA GLOBAL TECHNOLOGY。シリコンベースのマイクロOLEDの採用により本体重量は200gとかなり軽く、ゴーグル部分の厚みも5cmほどと、一般的なVRゴーグルと比べてスリムでコンパクト。
さらに装着した際に違和感のないよう、装着用のヘッドストラップの取り付け位置にもひと工夫、上向きに15°の傾斜をつけたことで、頭部や鼻にかかる重さを軽減しています。
もちろんユーザーの目のサイズや位置に合わせて、56mm〜72mmの範囲で瞳孔間距離を調整することも可能。また度数も-1D〜5Dの範囲で調整できるので、メガネやコンタクトを使うことなく利用できます。VRでちょっと気にしておきたい視野角(FOV)は95°とやや狭めですが、それでもこの軽やかさは驚きの一言。これなら長時間のプレイも疲れ知らずで楽しめそうです。
またもうひとつ、マイクロOLEDの採用によってかなえているのが5K相当の高解像度。ゴーグル部には左右それぞれ1.03インチ・2560×2560ピクセルのマイクロOLEDディスプレイを搭載しており、両目合わせて最大5120×2560までの高解像度を実現。
最大120Hzのリフレッシュレートと1μsの応答速度で、動きの素早いゲームや動画などのコンテンツも高精細かつ滑らかに楽しめます。
スマホやPC、タブレットなどとの接続はUSB Type-C経由で行うのが基本で、他にmicroUSBポート、3.5mmイヤホンジャックを搭載。ヘッドストラップにはチャンネル指向性ステレオスピーカーを内蔵しているので、イヤホンなしでもこの1台で自然なサウンドが楽しめます。製品の到着は2022年1月の予定となっています。
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<文/&GP>
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