ドコモが冬春モデルを発表。5G対応のノートPCも登場!

■スタンダードモデルは2万円台から購入可能

多くのユーザーにとって必要十分な機能を備えつつ、手頃な価格で入手できるスタンダードモデルは3機種。なんと約2万円で買える5Gスマホも用意されました。

・AQUOS sense6(11月中旬以降発売/価格未定)

・arrows We(12月上旬以降発売/2万1450円)

・Galaxy A22 5G(12月中旬以降発売/価格未定)

AQUOS sense6は、シャープ製の売れ筋であるAQUOS senseシリーズの最新モデル。約6.1インチの「IGZO OLED」ディスプレイや、4800万画素のメインとする3眼カメラなど、ハイエンドモデルに引けを取らない性能を備えています。

▲画面サイズは約6.1インチとやや大きめだが、ベゼルが細く、軽量なので、軽やかに操作できそうな印象

▲右のブルーメタリックはドコモオンラインショップ限定カラー

FCNTが10月5日に発表したばかりのarrows Weは、5.7インチ画面のコンパクトモデル。基本スペックを抑えたエントリー仕様で、洗ったり、アルコールで除菌したりできることがメリット。

▲これといった特徴があるわけではないが、フツーのスマホとして快適に使えそうなarrows We

▲背面には広角+マクロのデュアルカメラを搭載。右のレッドはドコモオンラインショップ限定カラー

5.8インチ画面のGalaxy A22 5Gは、シンプルな「かんたんモード」に切り替えて使うこともでき、購入時には「かんたんガイドブック」という、わかりやすい説明書がもらえるとのこと。価格は未定ですが、arrows Weと同じくリーズナブルな価格になりそうです。

▲アイコンや文字が大きく表示される「かんたんモード」に切り替え可能

▲アウトカメラは約1300万画素。防水・おサイフに対応し、バッテリー容量も4000mAhなので十分

 

■シニア向けのラインナップを強化

ドコモのシニア向けスマホと言えば「らくらくスマートフォン」。2012年の初号機の発売以来、累計700万台を超える人気モデルですが、来年2月以降に9世代目となる新モデルが発売されます。さらに、京セラ製の「あんしんスマホ」が追加され、シニア向けスマホのラインナップが強化されます。

▲FCNT製の「らくらくスマートフォン」の最新モデルは、画面サイズが5.0インチになり、見やすさが向上。ただし、展示はモック(デザイン見本)のみで、実際の使い勝手を試すことはできなかった

▲広角+マクロのデュアルカメラを搭載することも進化ポイント

▲ドコモ向けには初のスマホとなる京セラ製の「あんしんスマホ」。6.1インチの大画面を搭載し、電話とメールの専用ボタンを備えるなど、初めてスマホを使う人が迷わない設計になっている

▲アウトカメラは約4800万画素。パッと見はフツーのスマホなので、「まだ、らくらくスマホは使いたくない」というシニア予備軍に適していそう。発売は来年2月以降で価格は未定

 

■5G対応の「ThinkPad X1 Nano」をお得に使うには?

5G対応のノートPC「ThinkPad X1 Nano」も発表され、10月6日から発売が開始されました。13型ながら約939gという軽さで、約22.8時間の使用を見込める、持ち歩きに適したモデルです。

▲ドコモの5Gネットワークに対応した「ThinkPad X1 Nano」

▲SIMスロットは背面にある。nanoSIMを1枚挿せて、eSIMには非対応

一般的なノートPCでもスマホやモバイルルーターを介して5Gに接続することはできますが、5G対応モデルなら、ダイレクトに接続して高速で利用でき、スマホやルーターの電池を消耗せずに済みます。

ドコモのスマホを使っていて、「5Gギガホ プレミア」「5Gギガライト」を契約していれば、「5Gデータプラス」(月額1100円)に加入するだけで、利用可能データ量をシェアして使えます(上限は30GB)。ドコモのスマホを使っていない場合は、「ahamo」に加入して使うことも可能。

端末を24回払いで購入し、23回目まで支払った後に端末を返却すると、24回目(高めに設定された残価)の支払いが不要になる「いつでもカエドキプログラム」も利用可能。一括価格は23万9976円ですが、プログラム適用で実質負担金を14万3616円に抑えられます。

▲2年使って返却するのであれば、お得に利用可能

テレワーク用に、どこでも高速でつながるノートパソコンが欲しい人は検討する価値がありそうです。5Gだけでなく4Gにも対応しているので、ほぼ全国どこでもつながるはずです。

>> NTTドコモ

 

<取材・文/村元正剛(ゴーズ)

村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

 

 

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