やはり注目は、見るからに涼しげな全面メッシュ地のインナー。
しかも吊り下げタイプだからフライシートとインナーの間に隙間があり、さらにフライシート前後には大型ベンチレータが設置されているので、通気性は抜群です。
そして独自のH型フレーム構造によりテント側面がほぼ垂直になり、圧迫感を軽減し広々とした室内空間を実現しました。
さらに天頂部を入り口側にずらし、サブポールにより前室の起点を遠くに設けることで、大きな前室を作ることも可能になっています。
設営も、フライシートと本体をバックルをつなぐだけで、サブポールはポール受けにはめ込むだけと非常にシンプル。また全てのポールがショックコードで一体となっているため、設営・撤収も素早く行えます。
他にも、小物の収納に便利な「インナーポケット」、ヘッドランプになどに反射して光ることで視認性を高める「リフレクティブ・テープ」と「リフレクティブ張り綱」、ジッパーを生地より長く設定することで風圧などでテンションがかかっても開きにくくする「フライシートジッパー」、そして技術的に難しいとされる床面四隅にまでシームテープ処理を施すことで高めた防水性など、テントとしての実力も申し分なし。今年の夏、最注目のテントです。
mont-bell>>http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1122529
(文/&GP編集部)
- 1
- 2