モトローラの新スマホ「motorola edge20」は極薄&高性能&5G対応

■スリムなボディに最新トレンドを凝縮

motorola edge20の魅力は、なんといっても薄さ。最薄部は約6.99mmで、同梱のクリアケースをつけてもなお薄く感じるほど。背面パネルにはアクリル樹脂を使用し、リッチな質感ながら、約163gという軽さを実現しています。

▲サイズは約163×76×6.99mmで、重さは約163g。手にした瞬間に「あ、軽い!」と感じた

▲右側面に音量キーと、電源キーと指紋センサーを兼ねるサイドキーを搭載

▲左側面にはGoogleアシスタントをワンタッチで起動できる専用キー

▲底部にUSB Type-CポートとSIMスロット。2枚のnanoSIMを挿せて、5G+4Gの同時利用が可能。なお、イヤフォンジャックは非搭載

アウトカメラはメイン(1億800万画素)+超広角(1600万画素)+望遠(800万画素)のトリプルレンズカメラ。メインカメラは9つの画素をひとつに結合させて、光を取り込む「ウルトラピクセルテクノロジー」を搭載。従来の「moto g」シリーズでも、4つの画素をひとつにまとめる「クアッドピクセルテクノロジー」を採用する機種がありましたが、さらに暗所での撮影に強くなったわけです。

超広角カメラはマクロ撮影にも使えて、望遠カメラは光学3倍ズームで撮影でき、光学式手ブレ補正機能も備えています。ハイエンド機のカメラに求められる性能をもれなく備えていると言っても過言ではないでしょう。なお、フロントカメラは3200万画素で、クアッドピクセルテクノロジーを採用しています。

▲1億800万画素をメインとするトリプルカメラを搭載

▲カメラ部は出っ張っているが、同梱のクリアケースに収めると出っ張りが目立たなくなる

▲「スポットカラー」「シネマグラフ」「デュアル撮影」など、従来のモトローラ端末でおなじみの撮影モードを引き続き搭載

ディスプレイは6.7インチの有機ELで、解像度は2400×1080ドット。HDR10+に対応し、10億色の色階調を表現できるなど、昨今のトレンドを押さえた仕様。リフレッシュレートは最大144Hzなので、ゲームを存分に楽しみたい人も期待していいでしょう。

SoCにSnapdragon 778を搭載し、メモリはRAMが6GBで、ROMが128GB。スリムで軽量ながら、バッテリー容量は4000mAhを確保しています。

モトローラのスマホで受け継がれている、簡単なジェスチャーでよく使う機能を起動できる便利機能も搭載。ワイヤレスでテレビに接続してミラーリング出力したり、PCと接続してPCの画面でさまざまなアプリを使える「Ready For」機能も備えています。

▲2回ひねってカメラを起動したり、2回振ってライトを転倒したりできる独自機能も健在

強いて残念な点を挙げるとしたら、NFCは搭載しているものの、FeliCa(おサイフケータイ)には対応していないこと。多くのメーカーがFeliCaに対応し、もはや未対応のメーカーが少なくなってきました。モトローラによると「今回はグローバルと同じ仕様で早く発売することを優先したが、今後も対応に向けて検討を続けていく」とのことなので、次モデルでの対応を期待したいところです。

▲motorola edge20の主な特徴

▲カラバリはフロストオニキスの1色のみ

 

【次ページ】廉価版とは思えない充実のスペック

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