そもそも菁文堂は手帳やノートのOEMメーカーでしたが、年々デジタル機器に押されている紙に対して、紙ならではの新しい付加価値があるのではないかと試行錯誤していました。そうした中で、ニューノーマルや外出の自粛などが始まり、人々の鬱屈感が溜まる現状に直面。このイライラを祇を使って解消できるのではないかとの思いから、もやちんノートが生まれました。
使い方はとてもシンプル。まず、“いつ・どこで・何があったか”という怒りの原因となる内容をノートのアンガーログに沿って記入することで“見える化”。イライラやモヤモヤ、理不尽なこと、ストレスの原因などの負の感情を書き出すことで頭の中を整理し、気持ちを次第に落ち着かせて、怒りをコントロールします。
ユニークなのは書くだけでなく、怒りの内容を書いたアンガーログのページを容器に入れて水を注ぎ、電子レンジでチンするという部分。水に溶ける紙と60℃のお湯で溶ける糸を使用しているため、ノートはみるみる溶けてなくなります。これで、怒りを書きたい放題に書いた紙を証拠隠滅しながら、気持ちをスッキリさせられるるのです。
好きな事を書けるページとアンガーログページのある黄色い表紙バージョンと、全ページがアンガーログの白色表紙バージョンの2種類。サイズは1種類で軽くて薄く、ほぼハガキサイズ(縦148mm×横105mm・16ページ)のため、カバンに常に入れておきいつでも書き込めます。
イライラしたら書きなぐって諸侯隠滅できるノート。ストレス社会に必携の一冊かも。
>> 菁文堂「心のもやもやをレンジでちーんと成仏させるノート」
<文/&GP>
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