ハイブリッドANC対応で7999円という驚異のハイコスパ完全ワイヤレス

EarFun Technologyより11月22日に発売された新製品「EarFun Free Pro 2」は、今春発売されるやそのコスパの高さでたちまち話題を集めた「EarFun Free Pro」のアップデートモデル。最大のポイントは、高度なノイズ除去機能を発揮する独自のハイブリッド型ANC技術、“QuietSmart 2.0”の採用です。

一般に“ANC”とは、外部ノイズに逆位相の音を重ねてノイズを打ち消す技術のことを指しますが、このANCにはマイクがイヤホン外部に配置されるフィードフォワード型と、マイクがイヤホン内部に配置されるフィードバック型という、それぞれに特性の異なるふたつのタイプがあります。

従来モデルではこのうち外向きマイクを搭載したフィードフォワード型を採用していたのに対し、新モデルではふたつのタイプを組み合わせた“ハイブリッドANC”と呼ばれる方式を採用。外向き・内向きふたつのマイクを搭載しており、精度の高いノイズキャンセリングを実現しています。

高度な設計技術を必要とする“ハイブリッドANC”は、マイクが増えた分だけ価格も高くなる傾向にありますが、この「EarFun Free Pro 2」ならそのハイパフォーマンスなノイズ除去機能を、アンダー8000円で体感することができるというわけです。

この“QuietSmart 2.0”では、ANC処理時にドライバーユニットと耳の間の音響特性を400回/秒以上のペースで感知・調整。加えて、ANCのプロセスで失われた音の周波数を補完する働きにより、一貫した音質とリスニング体験を提供、音を変えることなく最大-40dBのノイズを低減できるようになっています。

加えて“QuietSmart 2.0”では、フィードフォワードマイクとボイスピックアップマイクのレイアウトを最適化するとともに、風を検知するとフィードフォワードマイクの感度を下げる新アルゴリズムを導入することで、外出先で気になる風切り音の低減にも成功しています。

またブランドとして譲れないという音質へのこだわりも、φ6mmデュアル複合振動板を採用することで、ハイレスポンスで輪郭の整ったきめ細かいサウンドを実現しています。

通信方式はBluettooth 5.2で、対応コーデックはAACとSBC。連続再生時間はANCオンで最大5時間、オフで6時間。本体重量は片側4.1gで、充電ケース込みでの重量は38g。充電ケースを併用した場合はANCオンで最大25時間、オフで30時間。突然の天気の急変にも負けないIPX5の防水性能を搭載します。

付属の充電ケースはUSB Type-C接続による急速チャージに対応するほか、置くだけ簡単なワイヤレスチャージもサポート。素材も従来モデルのプラスチックからアルミニウム合金に変更、手にした時の質感の高さも大きな魅力。ハイコストパフォーマンスなワイヤレスイヤホンを探しているなら、試してみる価値は大いにありそうです。

>> EarFun Technology

<文/&GP>

 

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