特筆すべきはなんといっても、新たに対応する“Dolby Atmos”フォーマット。これ1本で、最新のデジタル3Dの迫力を存分に堪能できます。
Sonosでは、今回発売の「Sonos Beam(Gen2) 」前機種にあたる「Sonos Beam (Gen1)」をはじめ、「Sonos Arc」「Sonos Playbar」など、これまでもさまざまなサウンドバーをリリースしていますが、これらのうち“Dolby Atmos”に対応していたのは最上位機種に位置づけられる「Sonos Arc」のみ。定価で13万弱という価格には、なかなか手が出にくかった人もいるのではないでしょうか。
これに対して今回登場した最新モデル「Sonos Beam (Gen2) 」は、前機種とほぼほぼ同じサイズの筐体ながら、“Dolby Atmos”対応を実現。コンパクトな筺体サイズに加えて、価格の方も手が届きやすくなっています。
コンパクトなサイズながら⽴体的なサウンド体験を可能にしている秘密は、まず従来比1.4倍まで処理速度を実現したチップの搭載にあります。処理能力の向上により、⼈間の⼼理学的特性を踏まえた“サイコアコースティック”を活用したスピーカーアレイの搭載が実現可能に。
キレのある高音域はセンターツイーターが実現、また4基の楕円形ミッドウーファーが中音域を忠実に再現するとともに、低音域の出力を最大化。さらに3つのラジエーターが低音域を強調、パワフルでいながら調和のとれた音再現を可能にしています。
ワイヤレス接続はWi-Fi 5(802.11b/g/n/ac)に対応、またAirPlay2、Amazon Alexaもサポート。筐体色はインテリアに合わせて選べるブラック、ホワイトの2色展開で、別売のウォールマウントを使って壁掛けで使うことも可能です。
家じゅういい音で満たされたら、日常的に耳にするテレビだっていい音で楽しみたいと思うのは当たり前のこと。映画や音楽を立体感のあるサウンドで堪能したい人はもちろん、普段見ているドラマなどで人物の会話音声に聴きとりにくさを感じている人であれば、試してみる価値は大いにありそうです。
<文/&GP>
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