それでは、搭載される12ポートを見ていきましょう。下記のUSB-Aポートはふたつずつ、つまり計4つ搭載。USB-A 3.1 Gen2 ポート（5V=0.9A、10Gbps）と、USB-A 2.0 ポート（5V=0.5A、480Mbps）。まだまだ出番の多いUSB-A接続のデバイスも4ポートもあれば自在に扱えるはず。
HDMI 2.0 ポート（4K／60Hz）も2ポート搭載。マルチモニター環境での作業や大画面で出力してのプレゼンなどに活躍します（M1 MacBook ProはHDMI、またはThunderbolt 4を使ってシングルディスプレイのみ対応）。
Thunderbolt 4 ダウンストリームポートにより、40GbpsというUSB 3.0の8倍もの高速の転送速度を持ち、最大8K／30Hzによる映像出力も可能。Windowsマシンであれば上記のHDMIと合わせてトリプルディスプレイで使用できます。もう一方のThunderbolt 4ポートは、最大90Wでの急速充電が可能。
USB-C 3.1 Genも2ポート（10Gbps、最大出力20W）。急速充電規格である、PD（パワーデリバリー）4.0対応のもの。対応機器であれば、このポートを介してのスピーディーな充電ができます。
そして、やっぱりあると便利なのがGigabit Ethernet、SDカードリーダー（SD4.0／UHS-II対応）、3.5mmオーディオジャック（イン／アウト）といったポート類。有線LANによる安定したネット環境構築や、カメラのSDカードから写真を取り込んだり、有線イヤホン・ヘッドホンなどを活用したりと用途は様々。
お値段はやや高めですが、高速かつパワフルで多彩なポート類を搭載しており、快適な作業環境構築に役立つはず。パソコン自体の買い替えではなく、拡張性により環境を整えていくというのも賢い選択のひとつでしょう。
>> ベルキン「Belkin CONNECT Pro Thunderbolt 4 Dock」
＜文／&GP＞
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