1999年、世界初のタッチセンサー搭載ウォッチ「Tissot T-Touch」で世を驚かせたティソですが、今回発表の「Tissot T-Touch Connect Solar」はその系譜に連なるもの。2004年に発表したスマホ連動機能搭載モデル「High-T」で得たノウハウをベースにスマートフォンとの連動機能を強化。さらにディスプレイが日本語表示に対応したことで、より使いやすくなっています。
基本機能は前モデルにあたる「T-Touch Solar Expert」を踏襲するもので、カレンダー、タイマー、ストップウォッチ、アラーム、コンパス、高度計、天気予報など、スマートフォンと連動することなく利用できるさまざまな機能を搭載。
操作方法も基本的には従来のコレクションと同様で、2時位置のスタートボタンを押すとタッチパネルがアクティブに。4時位置のバックボタンを長押しするとホーム画面が表示されるので、指先を使って操作していきます。
一方新たな機能として、スマホと連動することで歩数や移動距離、消費カロリーを記録できるアクティビティトラッカー機能を搭載するのですが、特にアクティブトラッカーとして考えた場合、大きなポイントといえそうなのが太陽光充電によって動作する自立性の高さです。
ダイヤル下にはスイス・ヌーシャテルにあるCSEM研究所で開発された太陽電池を備えるとともに、低消費電力タイプのパーツを厳選して搭載。さらにこのモデルのために新たに開発された低消費電力型オペレーティングシステム“Sw-ALPS(スワルプス)”を採用することで、スマホ非連動で最長10年、スマホと連動させた場合でも最長6ヶ月という長時間の連続稼働を実現しています。一般的なウエアラブルデバイスのように、使用ごとに充電ケーブルにつなぐ煩わしさはありません。
直径47.5mmのチタニウムケースに収められているのは、スイス製コネクテッドクォーツムーブメント。ケース表面には上質感を演出するサテン仕上げが施されるなど、日々身に付けるものとして質感の高さにもこだわっています。
ケースと同じくチタニウム製のブレスレットを合わせた「シルバー」(13万8600円)や、真っ赤なシリコンストラップがスポーティな「レッド」(12万4300円)、ローズゴールドPVDを施したケースがスタイリッシュな「ローズゴールド」(13万5300円)など、豊富なカラーバリエーションも魅力のひとつです。
>> TISSOT
<文/&GP>
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