ふたつのモデルの大きな違いはギアの変速段数で、「VACANZE1」は道に合わせて細かな切り替えが可能な外装21段変速、「VACANZE2」はシンプルに操作できる外装7段変速を採用。なお、「VACANZE1」は制動力の高いシマノ製ブレーキを搭載しています。
いずれもフレームは軽量で高い強度を持つアルミフレームを採用。フレームのシートステーとチェーンステーを横扁平に加工することで、リア部が縦方向にしなって振動を抑える振動吸収機構の“FLEXOR(フレクサー)”を備えています。
また、タイヤ幅が太めの32C(32mm)なので安定感があり、道路のちょっとした段差でもひっかかることなく、スムーズに乗り越えることが可能です。
標準装備がしっかりしているのもうれしいところで、ペダル、ベル、リフレクタ、キックスタンド、空気入れ用のバルブアダプター、ライト(VACANZE1のみ)が付属。サイクルショップであれこれ選ぶ必要はありません。
別売のオプションパーツも充実しており、幅広の前カゴ「ワイヤーバスケット ワイドタイプ」(2750円)や、泥除けの「ロードバイク・クロスバイク用ハーフフェンダー」(3520円)などが用意されているので、自分の用途に合わせてカスタマイズすることもできます。
自転車のサイズはいずれも380mm(145~162cm向き)、440mm(160~175cm向き)、380mm(173~190cm向き)の3サイズが用意されており、子供から大人まで対応。
カラーは「VACANZE1」がホワイト、マットブラック、ブルー(440、500mmのみ)、 マットガンメタル(440、500mmのみ)、ライトパープル(380、440mm のみ)の5色。「VACANZE2」がホワイト、ブラック、レッド、マットダークブルー(440、500mmのみ)の4色となっています。
さまざまなライドに対応し、コスパも高い「VACANZE」シリーズの2022年モデル。来年から自転車通勤や通学をはじめる人や、ママチャリから乗り換えを考えている人にはピッタリのクロスバイクです。
<文/&GP>
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