“室内で焚き火気分”といえば、たとえばキャンドルを模したLEDライト、あるいはアロマキャンドルなどが思い浮かびますが、今回紹介する「フリッカーファイヤー」はそうしたアイテムとは全く異なるもの。
本体は直径12cm×高さ9cmの筒型で、中央にやや大きな穴が開けられています。一見ペンスタンドあるいはミニ火鉢や卓上七輪のようにも見えますが、素材は耐熱性の高い非吸収性セメント。つまりこの穴に直接燃料を注ぎ、燃やすことができるというのです。
中央の穴に液体燃料を適量注ぎ、あとはライターなどで点火すればOK。燃料として用いるのはドラッグストアなどで手軽に手に入る IPA(イソプロピルアルコール、イソプロパノール)。最大容量150mlを入れた場合の燃焼時間はおおよそ45〜60分。途中で消火したいときは金属など燃えにくい素材のコースター、あるいは濡らしたタオルをピンと張るようにかぶせて消火します。
純度が高く燃焼効率の高いアルコールを使うからイヤなニオイや煙が出ることもなく、室内での使用にはぴったり。ホンモノの炎ゆえにマシュマロを炙ってスモアなどのスナックを楽しむこともできるし、耐熱ラックを上手に使えば火の通りやすい素材でミニBBQなども楽しめそう。
もちろん単純にテーブルランプとして揺らぐ炎を眺めるだけでも癒されます。セメント製のどっしりとした本体は重さ2.9kg、安定感も抜群です。
もちろん火気を扱う以上は、燃料がこぼれたらきちんと拭く、安定した場所を選んで使う、小さな子どもや動物のいる家庭では特に注意を払うなど、取り扱いにはそれなりに気を使う必要がありますが、それでも卓上で手軽に焚き火気分が味わえるというのは魅力ですよね。
>> Makuake
<文/&GP>
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