平らな紙板の両端を両手で持ち、中心に向けて両端を軽く押すと、中央が膨らんで四辺が現れ、あっという間に四角形に。内側に隠れていた底板を指で軽く下ろし、底辺の凸部に固定すれば、収納箱ができあがります。また、折りたたむときには、底板を軽くあげて四辺を押しつぶすだけでOK!
張り地には採用されているのは、“丹後シルク紙”。1300年以上の歴史を誇るシルク織物の産地として知られる、京都・丹後地方で製織されたシルク生地を裏打ちして紙状にした素材で、高級ホテルや商業施設の壁紙にも多く利用されています。
今回採用された“丹後シルク紙”は、経糸に極細の生糸、緯糸にランダム節入りのやや太い玉糸が使用されており、シルクシャタン100%素材のため、織物ならではの表情あるテクスチャーが楽しめます。
開発したのは、京都で和紙製品を扱ってきた尚雅堂(しょうがどう)。現代も色紙や短冊、朱印帳や芳名帳などの和紙製品を販売しているものの、創業した昭和時代に比べ商品の需要が減ったことを受け、新たな和文具の開発に乗り出したのだといいます。
機械による大量生産ではなく、ほとんどの工程を職人の手作業でまかないながら、隅々まで丁寧に仕上げられており、その佇まいは伝統技術を感じさせます。スタイリッシュでモダンなビジュアルは、どんな空間にも美しく馴染むはず!
ラインナップは、縦長の形で、ペン立てや眼鏡入れに最適な「トジハコS」、高さと幅があり、手紙や伝票の保管や仕分け、スマホ入れ、リモコン立てに使える「トジハコM」、ステーショナリーや長財布なども入る「トジハコL」の3種類。それぞれ“シルキーホワイト”と“シルキーブラック”の2色展開です。
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<文/&GP>
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