Bluetoothオーディオトランスミッターとは、簡単にいえばテレビなどの音声をBluetooth対応のイヤホンやヘッドホンなどで楽しめるよう、音声データを無線化して飛ばすためのもの。USBポートを介して電源を確保したら、あとは3.5mmオーディオジャック(もしくは光デジタル端子)を介してテレビと接続するだけ。たったこれだけで、テレビの音声を手持ちのイヤホンなどで楽しめるように。
例えば家族が就寝中の深夜にテレビを見たい時、眠っている家族を物音で起こしてしまうのはやっぱり気がひけます。しかし、こうした問題もBluetoothトランスミッターで音声をワイヤレス化してしまえば一気に解決。
ただ問題は、こうしたワイヤレスのサウンドデバイスを複数人で同時に使いたい時。一般的なBluetoothトランスミッターでは、複数台のデバイスとのペアリングには対応しているものの、必ずしもふたつ以上のデバイスに同時接続できるとは限りません。
その点、この「400-BTAD011」なら、低遅延コーデック“apt-X LL(Low Latency)”による同時接続を最大2台までサポート。パートナーとドラマを見るときも音ズレなく楽しめるし、一人はリビングのテレビの前で、ひとりはキッチンで作業をしながらなど、それぞれが別の場所にいる場合も同じ音量、同じタイミングでテレビを楽しめます。
ワイヤレス方式は安定した接続を実現できるBluetooth 5.0 Class1を採用しているので、リビングやキッチンで家事をしながらテレビの音声を聞いていても途切れや遅延に悩まされる心配なし。また音量調整ができるヘッドホンやスピーカーを使っている場合であれば、ユーザーごとに聞こえやすい音量を調整できるのもメリットです。
可動式アンテナ付きで、アンテナを除いた本体サイズは幅57×奥行き52×高さ20mm。テレビ周辺での設置を想定された据え置きタイプです。また同軸デジタルケーブルによる接続にも対応しています。
なお本体には各種接続用ケーブル、給電に必要なUSBケーブルも同梱しますが、コンセントに差し込むためのUSB充電器は別途必要となる点にはご留意を。
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<文/&GP>
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