1882年に誕生したルコック スポルティフはフランスで最も古いスポーツメーカー。近年のレトロランニングスニーカーブームの中でも、存在感を示している。
一方のタウン&カントリー サーフ デザインズが生まれたのは1971年。サーフボード職人のクレイグ・スギハラが、ホノルル、パールシティの理髪店の一角でショップをオープンしたことがブランドの始まり。どちらのブランドロゴも日本では馴染みの深いものだ。
コラボレーションのベースモデルとなったのは、1990年代の初頭に発売されたトップレンジモデル「LCS R 800」。ミッドソールにコンプレッションEVAを採用した軽量性とクッション性に優れたシューズだ。今回使用されたカラーリングは、10年以上に渡ってタウン&カントリー サーフ デザインズのエンブレムに採用されてきたもので、夏の足元を飾るにふさわしい仕上がりとなっている。
また、このコラボレーションのために特別に開発されたココナッツの香りがアウトソールに塗り込まれているのも特徴だ。
2色展開で価格は各1万7280円。アトモスではルコック スポルティフの取り扱いを強化していくとのことなので、今後の展開にも注目したい。
atmos(アトモス)
http://www.atmos-tokyo.com/
(文/神津文人)
カルチャー誌ファッション誌、モノ誌とメンズ誌の編集部を渡り歩いてフリーランスに。現在はフィットネス関連、スニーカー関連を中心に雑誌やWebメディアで執筆中。『青トレ:青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)にも携わった。
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