一見すると、ごく普通のタンブラーのような「ATONCE」ですが、分解するとドリップケトル、モーター+グラインダー、フィルター、カップのパーツに分けられます。
しかし、コンパクトだからといって、各機能に妥協はありません。
まずは付属のケースに入れた豆をグラインダーモジュールに入れ、上部のスイッチを押せば自動で豆挽きがスタート。粗挽きから細挽きまで5段階の設定ができ、好みの粗さに挽けます。
内部には高硬度のセラミック製の臼と毎分1万6000回転の電動モーターが搭載されており、豆を滑らかに粉砕。セラミックは熱を持ちにくい素材のため豆本来の風味を損なうことなく挽くことができます。
モーターはパワフルながら内部騒音を抑えた設計で、豆を挽き終わるとモーターが自動的に停止する安心設計。
次に、両側の羽を広げてコーヒーカップにセットしたフィルターに挽いた豆を入れます。採用しているのは高密度のダブルステンレススチールフィルターで、酸味と甘味のバランスをコントロールして安定した抽出が可能です。
そして、次に登場するのがドリップケトル。ここに沸かした湯を入れ、コーヒードリップ用のストッパーを上げて湯を注いでコーヒーを抽出します。
よく、美味しいコーヒーを淹れるためには、湯とコーヒーの比率が15:1になることが望ましいといわれますが、このドリップケトルではグースネックケトルで注ぐ水流とスピードを再現しており、目盛りと付属の豆スプーンを使って15gのコーヒー豆と230mlの湯を計ることで15:1の最適な水とコーヒーの比率を実現。
こうして、あっという間にこだわりの美味しい一杯の出来上がり。
最大8時間の保温ができるダブルウォールの真空断熱マグカップは、直飲み用の蓋を付ければ飲みやすく、ゴムパッキンを閉じればこぼれる心配もありません。本体底面には滑り止め加工も施されています。
グラインダーは、1600mAhのバッテリーを搭載し、USB-Cポートを使って2時間ほどでフル充電が完了。臼は付属の清掃用ブラシで簡単に掃除すればOKです。
重さは733gと軽量なので、持ち運びもストレスなし。お湯が用意できればいつでもどこでも好みのコーヒーを楽しめる画期的なこのプロダクトは、世界的なiFデザインアワードや台湾のGOLDEN PINデザインアワードも受賞しています。
カラーはイエロー、ブラック、ホワイトの3色展開。専用のコーヒー豆ケース、計量カップ、USBケーブルなどを付属し、クラウドファンディングサイト・Makuakeでは1万3790円(1月7日現在)より販売しています。
>> Makuake
<文/&GP>
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