UQmobileでは、「ぴったりプラン」という無料通話付きの通信プランを提供しています。通信量は1GB、30分の無料通話が付いて月額2980円(税抜、以下同)です。同プランに「たっぷりオプション」を加えた場合、通信量3GB、無料通話60分、3980円となります。
今回発表されたのは、月額料金の値下げが適応されるキャンペーン「イチキュッパ割」。対象は、新規契約またはMNPで「ぴったりプラン」に加入したユーザーです。利用開始月から13カ月間、月額料金が1000円割引となります。
25カ月間、通信量・無料通話時間が2倍に
現在実施中の「データ増量キャンペーン」も重ねて適応されます。新規契約またはMNPで「ぴったりプラン」に加入した場合、25カ月間、使用できる通信量が2倍になります。
さらに今回、「W増量」として無料通話時間も2倍に増量されました。「ぴったりプラン」は通信量2GB、無料通話60分、月額1980円に。「たっぷりオプション」を付けると通信量6GB、無料通話120分、月額2980円になります。適用期間は利用開始月から25カ月目まで。
これらのキャンペーンは7月1日から実施されます。キャンペーンの内容を整理すると……
- ぴったりプラン(月1980円) 無料通話60分、データ通信量2GB
- たっぷりプラン(月2980円) 無料通話120分、データ通信量6GB
新規、MNPに限り25カ月間適用され、1000円割は13カ月間適用となります。
「UQmobileポータルアプリ」を提供へ
UQ mobileは6月23日より、スマホ向けアプリ「UQmobileポータルアプリ」を提供します。従来は、UQ mobileで高速通信のオン・オフを切り替えたり、追加チャージを検討する場合、公式サイトへログインする必要がありましたが、同アプリの登場によってこの手間が解消されます。
同アプリからは、高速通信の残量を確認可能。高速通信のオン・オフ切り替えや、追加購入も行えます。ホーム画面にはウィジェットを設置できるため、アプリを起動せずに高速通信の切り替えることも可能です。低速時の制限速度も300kbpsと比較的速いので、高速通信は必要なときのみに絞って利用できるというわけですね。
端末には新ラインナップが登場
UQmobileはauの回線を使用するサービスなので、対応端末が増えるのは朗報です。今回は新モデルとして京セラ製の「DIGNO L」が発表されました。7月28日より発売となります。
同機は、2015年12月にauから発売された「DIGNO rafre」と同じシリーズ。泡ハンドソープで洗浄が行えるのが特徴で、IPX5/8・IP5X相当の防水・防塵性能、そして耐衝撃性能を備えます。
また、背面には浅い傷を自然に修復するコーティングが施されているなど、長く綺麗に使えるのもポイントです。カラーは、コーラルピンクとカシミアホワイトを展開。購入時は、一括払いのみならず、「端末購入アシスト」で分割払いも選択できます。
【SPEC】
●OS:Android 5.1
●ディスプレイ:5.0インチ HD
●CPU:1.2GHz、クアッドコア
●RAM:2GB
●ROM:16GB
●外部メモリ:microSDXC(最大128GB)
●バッテリー容量:3000mAh
●連続通話時間:約1300分(VoLTE)
●連続待受時間:約790時間(LTE/WiMAX2+)
●アウトカメラ:約1300万画素
●インカメラ:約200万画素
●対応周波数帯域:800MHz、2GHz、2.5GHz
●SIMカード:UQ mobile Multi IC Card01
●その他:NFC、ワンセグ、赤外線に対応
●サイズ:約W71×H141×D10.1mm
●質量:約155g
販路・サポートの強化へ
UQコミュニケーションズ代表取締役社長・野坂章雄氏の口からでてきたのは「リアルタッチ」というキーワード。一般消費者に手に取ってもらえる機会を増やす取り組みが目立ちます。
そもそも「UQmobile」がスタートしたのは、2014年12月のこと。当初はKDDI傘下のKVE(KDDIバリューイネイブラー)が提供していたサービスでしたが、2015年の10月にUQコミュニケーションズがKVEを吸収合併し、現在の形となりました。
販路については、取り扱い家電量販店を1000店舗へ拡大するとのこと。auと連携することで、約4000名のスタッフが増員されます。さらに家電量販店以外の店舗でも取り扱い店を拡大中。6月1日からは「セールスアシストセンター」も開設しており、電話による対応も強化されています。
7月1日からは、UQmobileのサービスを15日間無料で試せるサービス「Try UQmobile」が提供開始となります。端末とSIMのセット、SIMのみを選択できるとのことですので、気になる人は試してみるとよいでしょう。
(文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。
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