acerの新型ノートPCが準拠する「インテル Evo プラットフォーム」って何?

「そろそろ新しいモバイルPC買おうかな」と検討し始めた人であれば、おそらくちょこちょこ見かけているであろう、“インテル Evo プラットフォーム”なるコトバ。2021年あたりからよく耳にしているものの、あまりよくわかっていないままなんとなく選んでしまった、という人もいるかもしれません。

ものすごく簡単にいってしまえば、この“インテル Evo プラットフォーム”とは、半導体大手メーカーであるインテル社による“ラクラク快適に使えるモバイルPC”としての認定を受けている、ということ。このプラットフォームに準拠するためには、例えばCPUはインテル Iris Xe グラフィックスおよび第11世代 インテル Coreプロセッサーを搭載していなくてはならないし、メモリはデュアルチャネル8GB以上、ストレージはPCIe/NVMe SSD 256GB以上を搭載している必要があります。

またネットワークに関してはWi-Fi 6が必須だし、Thunderbolt 4のサポートも必要。他にもスリープ状態から1秒未満で起動できること、フルHDディスプレイで9時間以上もの長時間駆動が可能、同じくフルHDディスプレイで30分以内に4時間分の急速充電ができること…などなど、じつはかなり詳細な条件項目が定められています。

全ての項目を挙げていくと少々クドくなりますが、つまるところ「起動や動作、保存はサクサク、ネットワークや外部機器との接続もスムーズ」「内蔵バッテリーで1日しっかり働き、万一エンプティ状態に陥っても急速充電で短時間でリカバリできる」「持ち歩きやすい薄型ボディで、マイクもカメラもスピーカーも全部載せ」といった、モバイルユースに必要なハードウェア要素を全方位で満たした優等生であることの証明、と捉えておけばまず大丈夫。これに準拠したPCを選んでおけば「ネットワークの遅延のせいでデータのやり取りに時間がかかる」「サクサク動くけどバッテリーの持ちがイマイチ」なんてストレスとは無縁というわけです。

さてひるがえって、この1月20日に発売されたAcerの新しいモバイルPC 3モデル。ともに“インテル Evo プラットフォーム”に準拠するもので、ディスプレイサイズは14.0型、フルHDのISPパネルを搭載。CPUには第11世代インテル Core i5 プロセッサーを、ストレージには高速処理を実現できるNVMe接続 512GB SSDを搭載しています。

Swift 5シリーズとして登場する「SF514-55T-WA56Y/GF」「SF514-55T-WA56Y/G」は、筐体に高品質のマグネシウム・リチウム合金を用いることで、重さ約1.04kg・厚さ14.95mmという超軽量化&薄型化を実現した上位モデル。PC本体は同一スペックで、「SF514-55T-WA56Y/GF」がMicrosoft Office付きモデル、「SF514-55T-WA56Y/G」がMicrosoft Officeの付かないモデルと、ユーザーの目的や用途に合わせて選べるようになっています。ミストグリーンの筐体色もシックで個性的。

一方Swift 3シリーズとして登場の「SF314-511-WF58Y/S」は、重さ約1.3kg・厚さ15.95mm。オールメタルデザインの筐体を採用したスタンダードモデルで、ビジネスからプライベートまでシーンを選ばずに活用する1台。

嫌味がなく洗練されたピュアシルバーの筐体色はどんなユーザーからも愛されそうです。

>> acer

<文/&GP>

 

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