データ通信と対象端末、「5分かけ放題」オプションの料金がセットになった「コミコミプラン」。新機種のみに適用されるプランで、データ通信量や機種に応じた3つのプランが提供されます。
「コミコミプランS」は、2GBのデータ通信と「5分かけ放題オプション」、「ZTE BLADE E01」がセットで1年目が月額1880円(税抜、以下同)、2年目は月額2980円、3年目以降は月額2446円。「コミコミプランM」はセットの端末が「HUAWEI P9 lite」で、1年目が月額2480円、2年目は月額3480円、3年目以降は月額2230円。「コミコミプランL」は、4GBのデータ通信と「5分かけ放題オプション」、「arrows M03」がセットで1年目が月額2980円、2年目は月額3980円、3年目以降は月額2613円です。
最低利用期間は2年間で、中途解約時の違約金は1万2000円が発生しますが、端末代を含めてほぼ定額で利用できるのは魅力的です。コミコミプランSとMは7月1日から受付を開始。コミコミプランLは端末が発売前なので、7月1日から予約を受付開始します。
防水スマホ「arrows M03」と「AQUOS mini SH-M03」が登場
「arrows M03」(富士通コネクテッドテクノロジーズ製)と、「AQUOS mini SH-M03」(シャープ製)の2機種のAndroidスマホの取り扱いを開始します。予約は6月28日から開始し、出荷開始や店頭販売は7月下旬以降を予定。
「arrows M03」は、防水(IPX5/8)や防塵(IP6X)で、米国国防総省の調達基準となるMI規格14項目をクリアしたタフネススマホ。
側面にアルマイト処理を施したアルミ素材、背面に艶のある滑らかな素材を採用した上品なデザインが特徴です。端末カラーは5酒類で、楽天限定カラーのシャンパンゴールドも揃います。
1310万画素カメラを踏査し、広角な約85度のインカメラも魅力。おサイフケータイ(FeliCa)をサポートするほか、ワンセグにも対応しています。3日使えるスタミナ性能も特徴です。
「AQUOS mini SH-M03」は、4.7インチディスプレイの手のひらサイズのスマホ。
IPX5/IPX8相当の防水仕様、IP6X相当の防塵仕様で、おサイフケータイやワンセグにも対応します。スマホが話し掛ける、シャープ独自のAI機能「エモパー」も搭載するなど、コンパクトでありながら、十分な機能を備えています。端末カラーはRedとWhiteの2色です。
もちろん、このモデルも3日間の電池持ちを実現しています。
「arrows M03」は3万2800円、「AQUOS mini SH-M03」は4万9800円ですが、楽天モバイルのウェブサイトでは7月29日9時59分までに申し込むと「AQUOS mini SH-M03」が3000円引きの2万9800円、「AQUOS mini SH-M03」は5000円引きの4万4800円で購入できます。
また、8月31日までにキャンペーンにエントリーしたうえで購入すれば、電子マネー「楽天Edy」が1000円分プレゼントされるという特典も。買う人は早めに予約して購入したほうが断然お得ですね。
楽天スーパーポイントでの支払いに対応
楽天市場や楽天カードでの利用額に応じて付与される「楽天スーパーポイント」が、楽天モバイルの利用料の支払いに使えるようになります。
対象となるのは、月額の基本使用料、通話料、各種のオプション料金で、「5分かけ放題オプション」の料金は対象外です。一度設定すると、毎月適用されるので、何度も設定する必要がありません。
また、端末の購入代金(一括の場合)、事務手数料やMNPなどの初期費用、違約金の支払いもポイントで行えます。
楽天モバイル以外のスマホでもOKな「あんしんサポート」を開始
シニアユーザーへのスマホ市場の拡大を踏まえたうえで楽天モバイルが提供するのが「あんしんサポート」。
楽天モバイルだけでなく、あらゆるキャリア、メーカー、OSのスマホやタブレット、PCなどのスマートデバイスの設定や操作を教えてくれるサービスです。設定や使い方で分からないことを相談できるだけでなく、購入前の相談などもも可能です。
専用アプリからコールセンターにフリーダイヤルで発信できるほか、アプリ上でチャットをやり取りすることも可能。リモートサポートでは、アドバイザーがユーザーと同じ画面を見ながら操作方法などを解説してくれます。
サービス開始予定は7月下旬で、月額料金は500円。オプションサービスの「端末補償」とセットで申し込む場合は、月額800円になります。
「楽天モバイル プリペイドSIM」「スマート留守電」も要チェック
「楽天モバイル プリペイドSIM」は、訪日外国人観光客の利用などを見越して登場するプリペイド式のSIMカードです。
30日間有効の1GBプランは2980円、90日間有効の2GBプランは3980円。追加チャージにも対応しています。日本語と英語での電話、メールでの問い合わせに対応するので、海外からのお客様はもちろん、一時的に帰国する海外在住の日本人にもぴったりです。こちらは6月28日から提供開始です。
また、オプションサービスとして、スマホ向け留守番電話サービス「スマート電話」も発表されました。
音声を文字に変換して伝言メッセージを表示するサービスで、月額290円で7月下旬から提供を開始します。宅配の店舗やドライバー、銀行など590万件以上の企業や団体のデータベースと連携しています。着信に応答できない時に、どこからかかってきた電話か分かって便利です。
ほかにも、定額制音楽配信サービス「KKBOX」と楽天が提携を開始。
楽天モバイルのユーザーがKKBOXに申し込むと、楽天スーパーポイントが200ポイント付与されます。提携開始は7月8日で、サービスの利用料は月額907円です。
最近の調査では、MVNOユーザーのなかでもっともシェアを占めると言われる楽天モバイル。今回の発表を見ていくと、”安かろう悪かろう”とは言わせない充実した端末やサービスの展開が今後のMVNO市場の鍵となることを感じさせますね。年内に100店舗を展開することを掲げる楽天モバイルの急成長から目が離せません!
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