「奏でる蓄音機」の総パーツ数は424。完成までの目安時間は約12時間と、その難易度は「つくるんです」シリーズの中でも最高の部類。1880年代後半に流通していたアンティークなデザインの蓄音機（226×261×429mm）が完成します。
ピースを壊さないように板から丁寧に外したら、設計図に従って組み上げていくだけと製作自体はシンプル。特殊な工具も必要ありません。音を出すためのワイヤー配線やゼンマイ部分の組み合わせなど難しいポイントがいくつかありますが、その分完成したときの喜びもひとしおです。
完成後の蓄音機は付属するデモ再生用レコードだけでなく、お手持ちのレコードも再生が可能（7インチと10インチに対応・ドーナツ盤は別途でアダプタが必要・12インチは再生不可）。再生は完成後の側面に配置されるハンドルを回す手動再生と、本体内部に設置したモーター（USB電源）による自動再生の2通りで、自動再生時は回転速度、回転数、ボリュームの調整も行えます。
骨董品を思わせる豪華なシルエットの蓄音機からレコードのサウンドが流れ出した瞬間、得もいわれぬ達成感と満足感に包まれること間違いなし。「奏でる蓄音機」で充実の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
>> プラザクリエイト
＜文／&GP＞
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