本製品は現在の震災の状況を鑑み、スマホとラジオライト、それぞれの良いところを使い分けることを想定して作られたもの。というのも、「スマホのラジオアプリが使えるから家電としてのラジオは不要」との声はありますが、実はラジオも持っておいたほうが良いのです。
過去の大震災を例に挙げると、停電が復旧するまで阪神淡路大震災では約6日、東日本大震災では約7日、熊本地震では約5日かかっています。つまり、電気の復旧には1週間かかるおそれがありますが、この場合にスマホしか持っていなければ早々にバッテリーが切れてしまいます。一方、ラジオは1日に6時間ほど連続使用しても、乾電池1セットでちょうど1週間ほど使用可能です。
つまり、被災時の情報収集には普段はラジオを使用し、より詳細な情報や連絡を取りたいときにだけスマホを利用するという方法がふさわしいのです。
本製品は非効率な手回し発電機能を排したことでハンドルやダイナモを取り除くことで、携帯しやすいコンパクトサイズ(150×42×55mm)を実現。手持ちのケーブルで簡単にスマホに充電できます。
また、現在地で受信可能なラジオ放送局を自動でスキャンしてメモリー登録してくれるATS機能や、停電時でも確認しやすいバックライト付きディスプレイなどを搭載しており、ラジオとしても使いやすくなっています。
さらに、80年代のラジカセのスピーカーコーンをイメージしたデザインも特徴的。場所を取らないコンパクトなラジオライトこそ、令和の防災ラジオのあるべき形かもしれません。
>> スターリング「STP-652GM デジタルラジオライトチャージャー」
<文/&GP>
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