「radinn」は、創設者アレクサンダー・リンドが、ルンド大学在学中に発案したプロジェクトから生まれた世界初の量産型電動ジェットボードブランド。
長さ180〜190cmほどのボードに、電動モーターを内蔵するジェットパック、電力供給のためのバッテリーを搭載。加速・減速はリモコンによるスロットル操作で行いますが、ターンや方向転換は乗っている人の体重移動によって行うため、上達すればスリリングなトリックも可能です。
従来の動力付きマリンスポーツと比べて動作音が静か、さらに給油不要でクリーンとあって、世界中のウォータースポーツ愛好家から注目を集めており、日本国内でも2021年より販売をスタートしています。
この春登場の「X-SPORT」は、さらなる強度と軽さを目指して、船体素材をイチから見直した最新モデル。新開発の船体素材“XDL(Extremely Durable and Lightweight)テクノロジー”では、多層ガラス繊維によって耐久性を高め、耐衝撃性熱成形ポリマーの外装を持つ軽量ポリスチレンコアによって軽量化を実現。取り回しの良さとともにタフネス性を向上、よりアクティブな体験が可能になっています。
またもうひとつのポイントが、このモデルが初となる4枚構成のクアッドフィンの採用です。
初心者ライダー、あるいは波のコンディションが荒れているときなら安定感が得られるクアッドフィンがおすすめだし、ターンやクロスステップ、ノーズライディングなどトリック重視ならバックツインフィン。テールスライドや360°といったマニューバ、トリックに存分にチャレンジしたいならフィンを外してのライドもOK。波の状態や自分のスタイルに合わせて、さまざまなセッティングで自分らしいライディングが楽しめます。
このほかライディングした距離やコースの記録や管理ができるスマホアプリもちょっとうれしいポイント。2022年モデルとしては、安定感と敏捷性のバランスに優れた「Freeride Element」(148万円〜)、カービングを重視した上級者向けモデル「Carve」(180万円〜)の3種類をラインナップ、先行予約は3月23日より受付中で、納期は5月中を予定しています。
>> radinn
<文/&GP>
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