“日本の伝統や魅力ある製品を、若い世代や世界の方々に知ってもらいたい” との想いから2018年に結成、活動をスタートさせたgoyemon。その代表作のひとつが、今回ご紹介する「unda-雲駄-」です。
足指が自由に動く雪駄や草履は気持ちがいいけれど、履き慣れない人からは「地面の硬さがダイレクトに伝わるのがちょっと」なんて声も聞かれることも。
そこで「unda-雲駄-」では、ミッドソールにPU素材とエアーソールを忍ばせることで、この課題を解決。最適な柔らかさに硬度を調整したミッドソールにエアーソールを入れることで歩行時の足への衝撃を軽減し、さらに天板部分にも低反発クッション素材をプラス。まるでふかふかのフットベッドを備えた厚底スニーカーのような抜群の履き心地を、伝統の雪駄スタイルで楽しめるようになっているのです。
2022年春夏の新カラーとして登場するのは、いずれも日本庭園からインスピレーションを得たという3つのモデル。「SUNA(砂)」は、実際の水を用いることなしに水の流れを表現する枯山水の白砂がモチーフ。日常使いしやすいナチュラルなカラーながら、鼻緒の裏地にはトレンド感のある蛍光色を加えてアクセントに。
くすんだ緑色をベースカラーに、エア部分にはダークグレイを配した「KOKE(苔)」は、その名の通り長い歳月をかけて苔むした岩の表面をイメージしたもので、こちらも鼻緒の裏に鮮やかなレッドをあしらいます。シックなカラーは、和洋を問わず幅広いコーディネイトに似合いそう。
一方最もミニマムでストイックなのが、全体を濃淡のグレーでまとめた「ISHI(石)」。こちらは庭園に佇むずっしりとした岩石のイメージ、重めのカラーで足元を引き締める一足。
サイズはいずれも、S(22-25cm)M(24-27cm)L(26-29cm)の3種類。また鼻緒には肌ざわりなめらかな人工皮革・ウルトラスウェードを贅沢に使用、ピスネームにはクリアなPVC素材を用いるなど、ディティールに散りばめられたハイテク感も魅力です。
なお希少なモデルゆえに、発売は公式オンラインストアでの抽選販売限定となっています。応募期間は3月31日正午まで、気になる人はひとまずオンラインストアに直行が吉!
<文/&GP>
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