「S5」と「A5」、価格が同じ両モデルの違いはフレームの違いにあり。「S5」が従来モデルより小さめのホイールを搭載したストレートフレームなのに対し、「A5」はさらに小さく、そして新開発のステップインフレームを採用しています。
BMXのようにトップチューブが傾斜したステップインフレームは、またがりやすいので停止時にしっかりと両足で着地できるだけでなく、乗り降りが楽になるというメリットも。立ち止まることが煩わしくないから、サイクリングの途中でも気軽に寄り道を楽しめます。なお、ライダーの適正身長は「S5」が165~210cm、「A5」が155~200cm。
フレーム以外の機能は両モデルで共通しており、ハンドルには業界初となる“LEDリングインターフェイス”を搭載。グリップの根元にあるLEDリングがバッテリーレベルや走行スピード、パワーアシストのレベルを表して点灯。走行中でも感覚的に認識できます。
細かなスピードや走行時間、距離などの情報はスマホで確認できるようになっていて、ハンドルバーにはスマホが装着できるようマウントを搭載。そのままスマホを充電することも可能です。
電動アシストのモーターには、パワフルで音が静かなGen5モーターを採用。ライダーの動きやペースを感知するトルクセンサーと、それに合わせて適切なギアチェンジをしてくれるE-シフターによって、どんな路面でもスイスイと快適に。
ハンドルのボタンを押すと一気に加速してくれる“ターボブースト”も搭載されているので、坂道での走り出しもスムーズ。なお、電動アシスト時の走行距離は、「A5」だとエコノミーモードで140km(フルパワーモードで55km)、「S5」だとエコノミーモードで150km(フルパワーモードで60km)となっています。
離れる時は、リアタイヤ部分のボタンをキックするだけでロックが完了。ふたたび乗る際はスマホを持ってVanMoofに近づくだけで自動的にロックを解除してくれます。カギがないのでカギをなくす心配がありません。
また、ロック中にVanMoofがいたずらされた場合は、セキュリティシステムによってアラームが鳴るなど防犯面もバッチリ。GSMで位置を追跡できるほか、探し出してくれる盗難保証サービスも用意。
現在、「S5」と「A5」の両モデルとも発売中で、今年の夏以降順次納車予定。フロントキャリアやClick-Onバッテリー(外付けバッテリー)などのオプションパーツも夏頃に登場する予定です。
>> VanMoof
<文/&GP>
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