子どもの頃に遊んだことがあるかもしれない「カンケリ」。缶を守る側と、隠れて缶を蹴る側に分かれて行う遊びです。そのルーツは1300年以上前の「ことろことろ」という鬼ごっこの元祖的遊びにあり、戦後に普及した昭和の子どもたちの遊びでした。しかし、時は平成から令和となり、カンケリに適した広さの遊び場は縮小。重要アイテムである空き缶も、缶が薄く改良されていくことでカンケリに適さなくなり、今となっては絶滅の危機に瀕しています。
そんな中、これまで多くのボードゲームを手掛けてきたオインクゲームズが「カンケリ専用カンセット」(2200円)を発売。これまでの「カンケリ」のシンプルな面白さはそのままに、新たにルールをまとめ、遊びやすいパッケージにまとめられています。
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