今回、オインクゲームズが開発したカンケリ専用カンはなんとプラ製。ただし、現在のカンケリに不向きな薄い缶とは異なり、蹴りやすい大きさにこだわっています。
またカンはアイテム一式を収容するパッケージを兼ねており、中に遊び方の説明書や、親を決めるくじ10本、ペグ1本と紐1本などを収納できます。
また、カンケリは作者がいない伝承ゲームのため、ルールが地域によって変わったり忘れ去られやすいもの。そこで、一般社団法人鬼ごっこ協会の協力を得て、ルールをまとめ直しているのもポイントです。今回まとめられているルールの概要は「ひとりが親になり、それ以外が鬼」「親はカンを守りながら、隠れている鬼を見つけ、カンのそばで名前を呼ぶ」「鬼は親から隠れながら、名前を呼ばれる前にカンを蹴ることを目指す」など。ルールの詳細やアイテムの使用方法については説明書に記載されています。
さらに、日本の鬼ごっこの歴史から「カンケリ」を解説した本「カンケリのデザイン」もセットになっています。
2022年4月23~24日に東京ビッグサイトで開催される「ゲームマーケット2022春」で特別価格2000円で先行発売。その後、4月29日から公式オンラインショップで販売が開始される予定です。大人になった今、令和版に改良されたカンケリを家族や仲間と楽しんでみるのも一興では?
>> オインクゲームズ
<文/&GP>
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