スマホで月のクレーターを撮影できるって楽しそう!

小型ながら本格的な光学系が使われている「VOYAGER MAK80」は、月面のクレーターを観察することはもちろん、土星の環や木星の模様など観測可能。天体観測にチャレンジしたことがない人でも取り扱いやすく、入門機としても十分な性能を備えています。

ファインダーは初心者でも扱いやすい正立式。多くの天体望遠鏡は180°回転する倒立式が採用されていますが、正立式は肉眼で見たままの向きに見えるのが、なんといっても魅力。正立プリズム付属で日中に使用すれば、鳥や動物の観察、景色の観察など、天体観測以外でも幅広く使えます。

スマホで月を撮影したい場合は、付属のアダプターを使用すれば手軽に撮影が可能。アイピースは10mm(80倍)と20mm(40倍)を付属され、市販されているアイピースも使用できます。また、鏡筒には44mm幅アリガタプレートが装備されているので、多くの天体用マウントを装着でき、さらに持ち運びに便利なキャリングケースも付属されています。

同時に発売された「AZポータブルマウント+三脚」は、小型軽量で使いやすい経緯台で「VOYAGER MAK80」と合わせて使うのがオススメ。グリップを装備しているので操作性に優れ、天体の追尾も微動ノブでスムーズに行えます。

三脚の伸縮は3段階で、約620~約1530mmに調整可。固定にはレバーロック式を採用し、開脚機能も備えています。また、三脚にはエレベーター機能があるので、観察時の望遠鏡の高さ調整も簡単。方位磁針や水準器も備えているので、観察したい方角や水平方向をしっかり確認できます。

マウント部は三脚の取り外しができ、三脚のトップにはU3/8規格ネジが装備されているのでカメラの雲台も取り付け可能。マウントを取り替えれば、天体望遠鏡とカメラの両方に対応できます。

付属のスマホ用アダプターを使用することで、スマホで月や月面のクレーターまで撮影できる「VOYAGER MAK80」と「AZポータブルマウント+三脚」。スマホの可能性を広げつつ、天体観測の魅力に触れられますよ。

>> サイトロンジャパン

<文/&GP>

 

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