一見シンプルな「BLUENOTEstove」ですが、素材や構造、燃料孔のサイズなど、試行錯誤を繰り返して作られており、無駄のない効率的な燃焼を実現するための緻密な設計がされています。
暗がりで火をつけた時に、パっと綺麗な青い炎が広がるのは完全燃焼している証。ちなみに、この10本の青い炎が手のようにカップの底を撫でまわす様子から、“BlueのTe(ブルーの手)”→「BLUENOTE」と名付けられているそう。
使用方法は簡単。本体に1回の使用量となる15mlの燃料用アルコールを入れて火をつけたら、ブルーの炎が広がる本燃焼を待ち、そのまま上にクッカーを置くだけ。本体のサイドから出てきた炎がクッカーの底面を温め、約5分で300mlの水を沸かせます。
火をつける時に便利なのが、オプションアイテムの「Pre-Heating plate」(1980円)。プレートの溝に少量の燃料を注いで、そこに火をつけることで、スマートに本燃焼へ移行。状況によっては、カップを先に置いてから点火することも可能です。
本体サイズは「BLUENOTEstove」が外径50×高さ32mm。「Pre-Heating plate」が外径62×高さ7mm。どちらもコンパクトなので、クッカーの中にポンと入れておけばパッキング完了!
ちょっと気にしておきたいのは、上に乗せるクッカーのサイズ。口の部分が小さいので、底面の広いクッカーや縦長のクッカーだと、バランスが悪いので注意が必要。直径約12cmまでの小型のカップでの使用がベストとされています。また、アルコールストーブは風に弱いのでウィンドウスクリーンもマストです。
コンパクトゆえに、1回で温められるお湯の量が300mlと限られていますが、ハイキング中のコーヒーブレイクや、カップ麺を食べるだけなら、このアルストがあればOK。青い炎を眺めながら沸かしたお湯で作った、ウィスキーや焼酎のお湯割りも格別なはず!
なお、「BLUENOTEstove」と「Pre-Heating plate」がセットになった「BLUENOTEstove set」(6050円)も販売されています。
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<文/&GP>
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