日本では電気シェーバーや電動歯ブラシなどでおなじみのドイツの家電メーカー、BRAUN(ブラウン)。シンプルなデザインの中に必要な機能を落とし込んだ製品を数多く世に送り出してきました。
それら製品の中にはMoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久所蔵品に選ばれたモノも多く、そのひとつが1987年に発売されたアラームクロック「AB1」。BRAUNのインハウスデザイナーの枠を飛び越え世界に名を馳せる名匠ディーター・ラムスが生み出した小さな傑作は、メーカーを代表するプロダクトとして、現在発売中のクロックにもデザインが受け継がれています。
そんなラムスが作り上げたBRAUNの機能美を追求したデザインは、デジタル時計にも垣間見ることができます。新製品の「BRAUN Digital Weather Station Clock」(1万1550円)も、とにかくシンプル。大きく時刻と天気が表示され、家の中と外の気温、湿度もひとめで分かるデザインに。そしてBRAUNの小型クロックには必須ともいえるアラーム機能。余計なことはせず、必要なことをわかりやすく伝えることに徹したBRAUNらしいデジタルクロックです。
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