1999年デビューのロングセラーモデル「ridge」では、今シーズンより容量表記を“本体荷室容量”から“本体荷室容量+各ジッパーポケット容量”へと変更するとともに、ラインナップを容量別の3種類に整理。最も小さな「ridge 30+」(2万2550円)は日帰り登山、「ridge 40+」(2万4750円)は小屋泊、「ridge 50+」(2万6950円)では小屋での複数泊など、目的やスタイルに応じてきめ細やかに対応できる豊富なラインナップを展開しています。
さらにユーザーの体格に合わせて選べるように「ridge 30+」では背面長42cmのSサイズと同47cmのMサイズ、「ridge 40+」ではS・Mサイズに加えて同52cmのLサイズ、「ridge 50+」ではMサイズとLサイズを用意。誰もが自分のスタイルに応じたアイテムがチョイスできます。
もちろんデザイン設計は“背負いやすく、疲れづらい”のブランドコンセプトにあくまで忠実で、ヒップベルトには体型に合わせて角度を微調整できる“アングルアジャスター機能”を新たに採用。痩せ型の人やウエストとヒップの差が大きい人でも、より安定した装着感を得られるようになっています。体型の変化に対応し、より長く愛用できる工夫も頼もしい。
一方、数日間の縦走やバックパックでの旅に最適な大容量モデル「cougar」は、今シーズンより“Apex(頂点)”を加えた「CougarApex(クーガーエーペックス)」として生まれ変わっています。
体型や使用シーンにあわせて背面長を調整できるカリマー独自の“SAシステム”は健在ですが、容量表記に関しては、こちらも「ridge」と同じく“本体荷室容量+各ジッパーポケット容量”に変更。
以下3つのラインナップが揃っています。
・「CougarApex 60+」(背面長44〜52cm対応、3万7400円)
・「CougarApex-G 60+」(背面長41〜48cm対応、3万7400円)
・「CougarApex 70+」(背面長44〜54cm対応、3万9600円)
大きなアップデートポイントは、生地素材と背面に備えるフレーム構造を変更し、背負いやすさはそのままに本体を軽量化したこと。
また、容量が大きすぎて収納したモノの所在が把握しきれない、下に入れたモノが取り出しにくいといった大容量ならではの課題に応えるべく、トップの開口部以外にU字型ダブルジッパーで大きく開くフロントアクセス仕様を新たに採用した点にも注目。
メイン気室に即座にアクセスできるから、中に入れたモノが一目瞭然。ダブルジッパーには止水ジッパーを採用しているので、突然の雨でも中のモノが濡れる心配はありません。
その他、ロゴマークとモデル名表記が、旧モデルの刺繍仕様から反射プリントに変更。また専用レインカバー、リザーバーを収納するためのミニデイパックなど、気の利いた付属品が同梱されるのもちょっとうれしいポイントです。
>> karrimor
<文/&GP>
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