アルミニウム製の飯盒のサイズは幅168×深さ80mm(本体)、重さが370g。容量は900mlで、米なら最大二合炊きと、ソロキャンプでは丁度よいサイズ感。
ベースとなっている自衛隊の官給品“戦闘飯盒2型”と材料や製法は同じ。オリジナルに比べるとハンドルが短くなっていて、扱いやすさや収納性がアップ。また、表面の塗装がなく(アルマイト加工のみ)、使い込むほどに味が出てくる仕様です。
米を炊く以外にも、鍋として素材を煮込んだり、中子(なかご)を使って蒸し料理をしたり、フタをフライパン代わりに使ったりと、さまざまな調理に使えます。
飯盒炊飯ならではのオコゲもおつなものですが、上手に炊きたいなら水蒸気炊飯がオススメ。中子にお米と水を入れたら、あとは本体に水を入れて火にかけるだけ。本体側で水を沸かすついでに野菜を茹でたり、スープを作れば時短にも繋がります。
中子やフタはそのまま食器代わりにもなるので、ソロキャンプならわざわざ別で食器を持って行く必要もありません。
また、コンパクトサイズなのでバックパックのスペースを取らず、パッキングの際は飯盒の中に食材やアルコールストーブをしまえば、荷造りもスムーズに。
火にかけるだけでテンションが上がりそうな、趣のあるコンパクトな山岳用飯盒。普通に炊飯するより、お米がより一層おいしく感じられそうです。
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<文/&GP>
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