高性能カメラに最長30分以上のフライト!ミニドローンのレベルを超えたDJIの新モデル

DJI Miniシリーズの中で最も高い安全性を誇るドローンと謳われる通り、まず大きく変わったのはその安全性。Miniシリーズ初となる前方、後方、下方のデュアルビジョンセンサーを搭載したことで、3方向障害物検知に対応。センサーには高度操縦支援システム(APAS4.0)が搭載され、飛行経路上にある障害物を即座に検知し、複雑な地形でもスムーズに飛行できます。

また、検知システムがアップグレードされたことで、フォーカストラック機能を利用可能に。車や人物など、選択した被写体をフレームの中心に捉えたまま、安全なルートで飛び続けてくれます。

カメラの画質も向上し、明暗部のディテールも鮮やかに映し出す1/1.3インチCMOSセンサーを搭載。ピクセルサイズ2.4μm、絞り値f/1.7と多くの光を取り込めるようになったことで、暗いところでも色合いを忠実に再現。動画は最大4K/60fps、写真は最大48MPの撮影が可能です。

新設計のジンバルカメラは90度回転することで、画質を落とすことなく縦向き撮影ができるように。編集なしでSNSへそのまま高画質の縦向きの動画を投稿できるようになりました。

そして、ドローンで重要なフライト時間は最大34分に。機体の重さは250gを超えてしまいますが、オプションの大容量バッテリー「インテリジェント フライトバッテリー plus」を使えば、さらにフライト時間は伸び、最大47分まで飛ばせます。

今作から、スマホ不要の5.5インチスクリーンを内蔵した新たな送信機も登場。価格はDJI Mini 3 Proの機体のみが9万2400円、機体+従来の送信機(DJI RC-N1)のセットが10万6700円、機体+新型の送信機(DJI RC)のセットが11万9900円で、5月20日より発売予定です。

なお、航空法の改正に伴い、6月20日よりドローンの識別情報や位置情報を遠隔発信する“リモートID”の登録が義務化されますが、「DJI Mini 3 Pro」は今後のファームウェア更新でリモートID機能に対応する予定となっています。

>> DJI「Mini 3 Pro」

<文/&GP>

 

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