エレガントでスポーティな高級ダイバーズウォッチやマリンウォッチが目立つ昨今において、ハミルトンの“カーキ ネイビー”はかなり個性的な存在。高い精度と耐久性、視認性など実用面に重きをおいたデザインはともすれば無骨にも映りますが、そのルーツが先の第二次世界大戦において、通称“フロッグマン”と呼ばれた海軍工作員が着用していた潜水用時計にあると聞けば納得です。
今回の新作「カーキ ネイビー オープンウォーター オート」もその例に漏れず、まずは46mmの大型ケースに収められたブラックダイアルと、ケース右横に取り付けられた個性的なクラウンプロテクターが目を惹きます。時分針とインデックスには暗所での視認性を確保すべくスーパールミノバを塗布。また分針と秒針には針先にオレンジ色のハイライトを添えることで判読性を向上させています。
30気圧防水を備えた強靭なステンレススチールケースに収められているのは、80時間のパワーリザーブを誇る自動巻き3針ムーブメント“H-10”。優れた精度とパフォーマンスを可能にしているのは、 優れた耐衝撃性、耐温度変化、耐磁性を備えた最先端合金・Nivachron製のヒゲゼンマイです。
バリエーションも豊富。最もミリタリー色が強いのが、ステンレススティールケース×ブラックベゼルに、波打つようなウエーブを模ったラバーストラップを合わせたモデル（15万6200円）で、ストラップのカラーはブラックとカーキをラインナップ。よりシャープで都会的なイメージを好むなら、グレーのベゼルにブレスレットを合わせたモデル（15万6200円）、あるいはケースにブラックPVD加工を施したオールブラックモデル（17万2700円）をどうぞ。
>> ハミルトン
＜文／&GP＞
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