グローバル向けとして今年2月に発表されていた360°カメラ「Gear 360(ギア・サンロクマル)」。今回の発表会で、7月15日より国内向けに発売されることが明かされました。価格はオープン価格で、4万円台後半になる見込みです。
4K画質(3840×1920ピクセル)の動画撮影と3000万画素での静止画撮影が可能。防滴性能も備え、雨の日でも安心して使えます。F値2.0レンズを採用しているので、暗い場所でも明瞭に撮影できるのが特徴です。
専用アプリ「Gear 360 Manager」で接続し、Galaxyから操作できます。カメラの撮影画面を確認できる「ライブビュー」機能にも対応。また、Galaxyがなければ使えないわけではなく、PCに取り込んで動画を編集できます。PC用変換ソフトは無料で提供されています。
サムスン電子ジャパンの代表取締役CEO・堤浩幸氏は「今までは”見る・使う”を主眼に置いていた。これからは撮る楽しさ、編集する楽しさを体験してほしい」と語りました。
Gear 360の発売日は7月15日。家電量販店やECサイトから購入可能となりますので、気になる人はチェックしてみてください。
【Gear 360】
SPEC
●サイズ:約W60.1×H56.3×D66.7mm
●質量:約152g
●カメラ:約1500万画素×2、CMOS(F値2.0)
●ディスプレイ:0.5インチ PMOLED
●バッテリー容量:1350mAh(取り外し可)
●外部メモリ:microSDXC(最大200GBまで)
●最大解像度(動画):DualCAM 3840×1920(30fps)
●最大解像度(静止画):DualCAM 3000万画素(7776×3888)
●コーデック:MP4(動画)、JPEG(静止画)
●接続:Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth(Version 4.1)、NFC
●防滴/防塵性能:IPX3/IP5X
(文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。