複数人でひとつの天体望遠鏡を使って星の観察をするとき、ちょっと面倒なのがピント合わせ。個人によってピントの合う位置が異なるため、覗くたびたびに使う人それぞれがピント合わせをしなければならない。
本製品ならタブレットやスマホの画面を通じて観察するので、映し出された像に一度ピントを合わせれば、複数の人が同じ画面で天体観望を楽しむことができる。写真や動画の撮影やSNSなどへのシェアも簡単だ。
付属する太陽投影板を使えば、太陽黒点や日食、金星の日面通過などを安全に観察ができる。また望遠鏡の接眼鏡は、そのまま光学約25倍の「スマホ25顕微鏡」「スマホ25偏光顕微鏡」としても使用可能。スマホ25顕微鏡ではミジンコやヤマトヌマエビなどの水中生物を、スマホ25偏光顕微鏡では、岩石薄片や結晶の観察を楽しむこともできる。
小さくて軽いから、観測のたびに組み立て直す手間も不要。そのまま部屋の中に飾っておいて、観察したいときにすぐ持ち出すことができる点もいい。7月12日より発売、価格は9720円。
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(文/&GP編集部)
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