一般に疲れにくく理想の姿勢として望ましいといわれているのが骨盤を「立てた」状態ですが、そもそも正しい状態かどうかもよくわからないし、さらに自ら意識してその姿勢をキープするのはなお難しい。
そこで開発されたのがこの「Keeps」。骨のポジションを正しい位置で安定させ、理想の座姿勢へと導くために、西川が長年にわたるまくら開発を通じて確立させた圧力バランスの考え方“三点支持理論”を応用したもので、いってみれば“おしりのまくら”です。
開発にあたって注目したのは座骨・仙骨・大腿部という3つのポイント。骨の位置をあるべきポジションに導き安定させ、さらに圧力を分散させるために、ベースとなっているウレタン材には適正な位置で仙骨を支える“仙骨ポイント”、座骨の位置を正しい場所に導くとともに圧力を分散させポジショニングを安定させる“座骨ポケット”と“座面角度”、大腿部にかかる圧力を分散させつつ動作の自由さを確保する“大腿部スリット”を備えています。
この立体構造が骨盤を正しい位置にホールドしつつ、緻密な分析によって「座骨1.0、仙骨1.7、大腿部1.0」という理想的な圧力バランスを実現。体の重さが一点に集中することがないため長時間座り続けても疲れにくく、集中して作業に取り組めるようになるというわけです。
もちろんクッションとしての座り心地のよさにもしっかり配慮、接地面の広い大腿部にはエアーホールをそなえることで通気性を確保。安定性を確保するために座面は広めに取り、裏側にはオフィスチェアからのズレ落ちを防ぐ滑り止め加工を施しています。取り外し可能なカバー付きで、いつでも清潔に使い続けられるのも嬉しいポイントです。
>> Makuake
<文/&GP>
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