すべてはプロのため!法執行機関向きに作られたミステリーランチの特別ライン

ラインナップは4種類ですが、すべてに共通する仕様があります。それが、内部に面ファスナーが付けられていること。しかもこの面ファスナー、等間隔にスリットが入っているため、MOLLEシステムと同じような使い方ができます。

この仕様は、カバンの底に入れておくよりもMOLLEシステムで銃のケースを固定して出しやすくするためにできたデザインとのこと。それにしても、ミリタリー系バッグでは外側に付けられることが多いMOLLEシステムを内側に付けるなんて、さすが目立たないようにしたい法執行機関向き。なかなかにマニアックです。

もちろん我々一般ユーザーは、MOLLEシステムとして便利に使えるということ。小型ポーチやボトルホルダー、スマホケースなどを付ければ、散らかりがちなバッグ内部の整理整頓に役立ちそうです。

表面は面ファスナーなので、頻繁に付け外ししたいポーチ類なら、ポーチ側に面ファスナーを付けておけば、便利に使えそうですね。

では「Low-Viz 」ラインを詳しく見ていきましょう。

軍用のアリスパックからヒントを得て誕生したリップラックをベースにしているのが「RIP RUCK 24 CC」(2万5300円)。

ミステリーランチらしいセンタージップで大きく開くメイン収納部に、独立した背面側のノートPC用収納部が付いていて、サイズは45×27×25cm。容量24Lのサイズ感など普段使いにもピッタリの仕様で、カラーはBlack、Forestの2色です。

ショルダー、ブリーフ、バックパックとして使えるミステリーランチの定番3WAYバッグがベースとなっている「3 WAY CC」(2万8600円)。

前面を開くと内部にはペンホルダーやメッシュポケットがあり、よく使う小物類を収納するのに最適。

背面側は面ファスナーとノートPC用のパッド付きスリーブが付いています。サイズは28×42×27cmで、容量は20Lですが、中央のファスナーを開けばマチが拡張され容量が5L増やせるようになっています。カラーはBlackとWood Waxedの2色です。

ダッフルバッグやソフトコンテナのような形状の「ROAD TRIPPER」(2万8600円)は、その名の通りクルマのフロントシートに置いて使うことを想定したオーガナイザーバッグ。

内部には仕切りがあり、大きめの荷物から小型の荷物まで、キレイに収納できるようになっています。サイズは27×46×32cmで容量32.8L。カラーはShadowのみ。

最後は、週末のお出かけバッグにピッタリな「GO BAG」(1万3200円)。ワンショルダータイプのスリングバッグで、ショルダーストラップは左右どちらにも付けられるようになっています。

前面のふたつファスナーが付いたパネルは片手で簡単に開けるミステリーランチ独自の“PALSパネル”。そしてパネルを開くと現れるのが、背面側に付けられた面ファスナーです。シンプルな内部だけに、MOLLEシステム対応のポーチなどを使って、小物収納に便利なようにカスタムしたいですね。サイズは34×20×13cmで容量は4L。カラーはGalaxyとWood Waxedの2色です。

どのバッグもブランドロゴは目立たない色になっています。この徹底した仕様は、さすがプロからも信頼されるミステリーランチ。もちろん背負いやすさ持ちやすさにこだわった作りは、この「Low-Viz」ラインでも健在です。

パッと見は普通のバッグに見えるけど、実は中はスゴい。日本初展開の「Low-Viz」ラインは、ミステリーランチ東京およびフリークスストア各店にて発売中です。

>> ミステリーランチ「Low-Viz」

<文/円道秀和(&GP)>

 

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