端的にいえば、焚き火台などの熱源の上に調理器具を安定して設置するための焚き火ゴトク。頑丈なステンレス製の本体を開くと、現れるのは285×279mm、高さ148mmの檻状スタンドで、焚き火台の上に載せれば、食材の入った鍋などを安定した状態で設置できます。
一般的なロストルと違い、焚き火台から約15cmの距離をとれるから、薪や炭の追加、位置の調整も簡単にできるし、程よい高さが作れるおかげで、調理中に足腰に負担がかかりません。吊り下げタイプのトライポッドと比べて、設置や鍋の上げ下げが簡単なのもポイント。
安定した熾火を使ってじっくり料理を楽しみたい人にはうってつけだし、薪をくべながら燃え盛る炎と調理を両方楽しみたいキャンパーにもオススメ。対荷重10kgなので、8インチ程度のダッチオーブンなら余裕で使えそうです。
組み立て、収納にかかる時間はわずか5秒。畳めば268×158mm、厚さ45mmまでコンパクトになるシンプルな形状だから、携帯も簡単。焚き火台に載せる以外に、シングルバーナーのゴトクとしても使えるなど、多彩に活躍します。
ちなみにネーミングは燃え盛る炎に載せて、火の中に潜む炎の精霊“サラマンダー”を閉じ込めるイメージに由来するのだそう。名前から気になる「サラマンダーの檻」、ぜひチェックしてみてくださいね。
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<文/&GP>
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