7月7日発売の新製品「ルンバ i2」は、発売中の廉価モデル「ルンバ e5」の後継機種にあたるもの。手の届きやすい価格はそのままに、機能と性能を大きく向上させたハイコスパモデルです。
まず性能面で特筆すべきは、パワフルな吸引力を発揮する“AeroForce3段階クリーニングシステム”の存在です。「廉価モデルでは吸引力もそれなりなのでは」と憂うことなかれ! この「i2」ではスキマに入り込んだゴミもしっかりかきだす“エッジクリーニングブラシ”と、床に密着しながら確実にゴミを取り除く“デュアルアクションブラシ”を搭載。かき出したゴミやホコリは従来比10倍の吸引力ですばやく吸引し、目に見えないアレル物質もダストカットフィルターが99%カットしてくれるというから頼もしい限り!
また機能面では清掃効率の良さに注目。フロアトラッキングセンサーによるナビゲーションやタイヤの回転数などから「i2」が自身の居場所位置を特定。直線的な動きで効率よく清掃を完了します。
また、バッテリー残量が少なくなると自動的にホームベースに戻って充電し、その後中断したところから掃除をリスタート。スマホアプリ“iRobot Home”であらかじめスケジュール設定しておけば、いつでもキレイな状態を楽々キープできます。
さらにGoogleアシスタントやAmazon Alexa、Siriなどを連携させれば音声操作にも対応。チリやゴミを取り除いた後に水拭きまで完了させたい場合には、同社製床拭きロボット「ブラーバ ジェット m6」との連携も可能です。
ただし、エントリーモデルゆえに、上位モデルに標準で付属する自動ゴミ収集機能搭載のクリーンベースは付かないし、上位機種に搭載されている障害物回避機能や進入禁止エリア設定機能などは搭載していません。「家じゅうあらゆる場所をこれ1台で一気に掃除したい」という人には向きませんが、1K〜1LDKなどのシンプルな間取りなら必要十分だし、「家族が集まるリビングダイニングだけは毎日掃除しておきたい」など、狙いを定めて導入してみるというのもひとつの手。
月額定額で使えるサブスクサービス“ロボットスマートプラン+”を活用して、自宅に最適なモデルを探ってみるのもいいかもしれません。
<文/&GP>
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