1940 年創業の日本のバッグ&ラゲージメーカー「エース」。その社名を冠した新ブランド『ace.』よりリリースされる「和のスーツケース」は、「岩絵具(いわえのぐ)」「犬矢来(いぬやらい)」「茶筅(ちゃせん)」の3種類。日本古来のアイテムから着想を得たこれらのタイプは、ブランドのクリエイティブディレクターを務める世界的なデザイナー・佐藤オオキ氏が手掛けている。
「岩絵具」
ポリカーボネート素材のジッパータイプハードケース。日本画の材料として伝統的に使われている顔料“岩絵具”の色彩からイメージした鮮やかで発色の良いカラーバリエーションが特徴的。躍動感あふれる一筆書きを意識し、背面から前面にかけてコの字型に走る印象的なリブデザインに。
「犬矢来」
ポリカーボネート素材のジッパータイプハードケース。京都の町屋の軒下などに見られる、ゆるやかなカーブを描く竹製の柵「犬矢来」をイメージしたリブデザイン。走行音の小さな静音キャスターは、取り回しの良い双輪タイプ。すぐに取り出したい荷物を入れることができるフロントポケットを備えたタイプも。
「茶筅」
茶道で用いる茶道具の“茶筅”からインスピレーションを受けた、繊細なリブデザインがポイント。ボディシェルは高い耐衝撃性と柔軟性とを併せ持つ、ポリカーボネートABS混合樹脂素材。体感音量を大幅に削減したサイレントキャスターを採用。
これから海外旅行に行く予定のある人は、日本らしさを担ったスーツケースを旅のお供に異国の地を歩いてみるのはいかがだろう。
(文/&GP編集部)
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