現在流通している家庭用の樹脂製踏み台は、本来の用途とは違ったハードな使われた方をしていて破損などの事故が多い、という問題を解決するために開発された「desta」。
加重に対してもろい折れ構造の天板ではなく、30.5×23cmの天板でしっかり重さを支える“一枚構造”を採用。その強度を高めるために使われているのが、東レの開発した高強度で軽量な炭素繊維熱可塑性強化樹脂“トレカ”です。
この一枚板構造とカーボン樹脂を採用することによって、折り畳み式の踏み台でありながら、大柄な人が乗っても平気な耐荷重150kgを実現。なお、天板には滑り止めも付いているので、カメラマンなどのプロの現場でもしっかり活躍してくれます。
折り畳むと厚さはわずか4cmとスリムになり、さらに0.9kgと軽量なので持ち運びにも便利。15インチのラップトップPCと同等なサイズなので、リュックにもスッポリ収まります。また、本体にはストラップホールも付いているので、市販のカメラストラップやホルダーを装着して、肩掛けで持ち運ぶことも可能です。
展開時の高さは24cmあるので、踏み台以外に折り畳みタイプの椅子としての使い方も。アウトドアや釣り、ガレージ作業などいろいろなシーンで活躍しそう。
すでにただの踏み台ではないですが、さらにこだわりを感じるのがデザインにも凝っているところ。機能美を感じさせるシンプルでモダンなデザインは、インダストリアルデザイナーのMOTOKI YOSHIO(吉尾 元貴)氏が担当。世界三大デザイン賞の“iF DESIGN AWARD”で最優秀デザインとしてiF ゴールドアワードも受賞しています。
踏み台としては買うのはちょっと勇気のいる価格ですが、頑丈で耐久性も高いカーボン樹脂製の踏み台は一生モノ。実際にアウトドアやガレージ作業など活躍する場面も多いはず! 8月8日発売です。
>> 長谷川工業「desta」
<文/&GP>
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