そのルーツは、コーボルトブランドの製造会社フォアベルク社の、ある逸話にまでさかのぼります。フォアベルク社は1883年に設立されたカーペットメーカー。独自の絨毯工法で、その製品は瞬く間に市場へ広がっていったのですが、ひとつ問題がありました。良質なカーペットを作ったものの、これを美しく保つ家庭用クリーナーがなかったというのです。それなら! と1903年に自ら生み出したのがコーボルトの第1号機だったというわけです。
ちなみにコーボルトとは「お掃除小人」の意味。眠っているうちにコッソリと現れて部屋を掃除してくれそうな素敵なネーミング。まるで21世紀にロボット掃除機が現れるのを予見していたかのようですが、もちろんコーボルトにもロボット掃除機がラインナップされています。
その名もVR200。お掃除を始める前に、1秒間に1800回作動するレーザーナビゲーションシステムでお部屋の中をスキャニング。約98%の障害物を自動検知してから、効率良くフローリングやカーペットをクリーンにしてくれるのです。2cmくらいの段差なら難なく乗り越えられるとか。アナタのお部屋にも「お掃除小人」を同居させてみませんか?
フォアベルク
コーボルトVR200
10万2600円
(文/ブンタ)
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