新開発の“スバル・グローバル・プラットフォーム”を用いた、その第1弾となる新型インプレッサ。会場となったスバルスタースクエア(東京・恵比寿)には、ピュアレッドのセダン「インプレッサ G4」と、アイスシルバー・メタリックにペイントされたハッチバック「インプレッサ スポーツ」が展示され、あっという間に報道陣に囲まれました。
ボディサイズは、G4が全長4625(プラス40)×全幅1775(プラス35)×全高1455(マイナス10)mm、スポーツが全長4460(プラス40)×全幅1775(プラス35)×全高1480(プラス15)mmとなります。カッコ内は現行モデルとの比較で、新型は若干大きくなります。
全長が長く、横幅が広くなるものの、サイドミラー両端を結んだ距離は現行と同レベルにとどめ、また、最小回転半径もほぼ同じ大きさに抑えることで、取り回しの良さを維持したのだとか。ホイールベースは2670mmと、4世代目より35mm長くなります。
公表された2リッター水平対向4気筒エンジンの最高出力は、154馬力/6000回転。北米仕様より2馬力アップの数値となっています。このFB20型エンジンは、ツインカム16バルブのヘッドメカニズムを持ち、連続可変バルブタイミング機構“デュアルAVCS”を備えた直噴ユニットです。
“ぶつからないクルマ”を手助けする“アイサイト”の訴求により、販売台数を爆発的に伸ばした現行モデル。5世代目となるNewインプレッサも安全装備は充実していて“アイサイト(ver.3)”は全グレードに標準装備。さらに! 万一、歩行者と衝突した時のために“歩行者保護エアバッグ”も、やはり全グレードに装備するというのです!!
<歩行者保護エアバッグの効果はコチラの動画でチェック!>
こうした、“世界トップレベルの総合安全性能”と“クラスを超えた感動質感”が、Newインプレッサの進化を支える2大要素といえるでしょう。
“スバルのスタンダード”を目指す新しいインプレッサ。開発陣によると「愛でつくるクルマ」なんだとか。楽しみですね。
ちなみにNewインプレッサに関しては、7月にティザーサイトがオープン。続いて8月には先行展示イベントが開かれ、9月に先行予約を開始、そして、今秋に正式発表されて販売がスタートする予定です。うーん、早くもお値段が気になります!
(文&写真/ダン・アオキ)
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