これは近年、フィット感の向上を目指しながら、タウンユースとの兼用も考慮されたランニングシューズのひとつのトレンドでもある。加えてサポーティングストラップを搭載することで、かかと周辺の安定感が高められている点も好印象だ。
デザイン的にも大きな特徴となっているブランドロゴを取り入れたスリーブは、足首をサポートしてくれる。ナイキからも、「ナイキ ルナエピック フライニット」というミッドカットデザインのランニングシューズがリリースされている。ランニングシューズはローカットが当たり前だと思っていたが、ミッドカットタイプも今後選択肢として定着していくのかもしれない。
ミッドソールには、プーマの独自素材であり、クッション性と反発性を持ち合わせたイグナイト フォームを使用。イグナイト フォーム搭載シューズを既に試したことのあるランナーの方ならお分かり頂けると思うが、推進力をもらえる感覚がある履き心地は、走っていて気持ちがいい。
新感覚のランニングシューズとして登場するイグナイト エヴォニットだが、その機能美あふれるデザインはタウンユース用としても欲しくなる! 価格は1万6200円で、発売は8月1日の予定。
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(文/神津文人)
カルチャー誌ファッション誌、モノ誌とメンズ誌の編集部を渡り歩いてフリーランスに。現在はフィットネス関連、スニーカー関連を中心に雑誌やWebメディアで執筆中。『青トレ:青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)にも携わった。
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