これまでも、さまざまな時計クリエイターとのコラボレーションをしてきたルイ・エラール。今回タッグを組んだのは、2011年にエマニュエル・クルティがスイスで創設した気鋭のカスタムウォッチメーカー、Label Noir(ラベルノワール)。マットブラックを基調とした独特の世界観の下、さまざまな有名ブランドウォッチのカスタマイズを手掛けるメーカーで、優れた技術は高級ウォッチブランドからも一目おかれる存在となっています。
今回のコラボレーションでは、“エクセレンス レギュレーター”の整理されたシンプルデザインを生かしながら、ウォッチ全体のカラーリングをマットブラックとシルバー、差し色のアシッドグリーンで再構成。
ケースとメインダイヤルはマットブラックPVDで仕上げ、裏側にカーフのライニングが施されたコーデュラナイロンのストラップもブラックに統一。ただし、アワーダイアルのみポリッシュ仕上げ&シルバーのフレームを添えたことで、オールブラックのダイヤルに立体感を生み出しています。
スモールセコンドの針とミニッツトラックのマーカー、ブランドロゴ、ストラップのステッチには、ビビッドなグリーンを添えてアクセントに。
時計を裏返せば、シースルーバックから見えるグリーンのサファイアガラスが強烈な個性を主張。Label Noirらしい都会的な雰囲気が存分に味わえる仕上がりは、時計ファンの心をがっちりと掴みそうです。
>> Louis Erard
<文/&GP>
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