「BAR 1000」は、1本のサウンドバーとひとつのサブウーファーから構成されるサラウンドシステム。ただ、他のサウンドバーと違うのは、サウンドバーの左右の先端が切り離せて、完全ワイヤレスのリアスピーカーになるところ。
ニュースやバラエティ番組を観る時は通常のサウンドバーで、映画を観る時はリアスピーカー2個を背後に置くホームシアタースタイルで。見る番組によってスピーカーを使い分けることができます。
リアスピーカーを取り外した際のバッテリーの駆動時間は、映画を4~5本を観ることができる約10時間。リアスピーカーはフロントスピーカーと接続することで充電できるほか、取り外した状態のままUSB Type-Cケーブルで充電しながら使うことも可能です。
なお、リアスピーカーの接続部にはマグネットが使われていて着脱はスムーズ。取り外した際の充電端子がむき出しになった接続部は、付属のサイドキャップで隠せるので、部屋の雰囲気を損なうこともありません。
搭載しているドライバーの数もハンパじゃなく、フロントスピーカー部がレーストラック型ウーファー×5基、ツイーター×3基、フルレンジドライバー×2基。切り離せるリアスピーカー部がそれぞれツイーター×2基、フルレンジドライバー×2基。そして、迫力の重低音を鳴らす、独立した大口径のワイヤレスサブウーファー1基を備えた、総合出力880Wの15基ものドライバーを搭載。
天井の反射を利用する“イネーブルドスピーカー”や、音のビームを放射する“ビームフォーミングスピーカー”によって、全方向からサウンドに包まれる7.1.4chのサラウンドを実現。複数のスピーカーやゴチャゴチャする配線を必要とせず、シンプルな構成で自宅のリビングにDolby AtmosやDTS:Xによる、立体音響空間を作り出せるのが魅力です。
また、サウンドについては、部屋の形状やスピーカーの位置によって音を最適化する“ルーム・キャリブレーション機能”や、人の声を聞き取りやすくする“PureVoiceテクノロジー”などの機能も搭載しています。
接続に関しては、テレビ以外にもBluetooth接続によってスマホの音源を聴くワイヤレススピーカーとして活用したり、Wi-Fi接続によってAirPlay2、Chromecast built-in、Alexa Multi-Room Musicなどの音楽ストリーミングサービスを利用することも。本体にはHDMI eARC端子、3系統のHDMI入力端子、光デジタル入力端子を備えているため、DVDプレーヤーやゲーム機と接続することも可能です。
切り離せるリアスピーカーで、自宅でも本格的な立体音響を楽しめるJBLの新作サウンドバーは、現在クラウドファンディングサイト GREEN FUNDINGにて先行予約受付中。到着予定は11月下旬となっています。
<文/&GP>
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