柔軟なファスナー型か堅牢なフレーム型か。スーツケースのタイプ別メリット、デメリット

▲「コーナーストーン 2-Z」

ファスナータイプの「コーナーストーン 2-Z」は、余分なものをそぎ落としたミニマルなデザインが魅力。ボディには耐衝撃性に優れたABSを採用し、表面に傷や汚れが付きにくい細かなシボ(凹凸)を施しています。

コーナー部分の丸みを抑え、内装生地に立体的なふくらみを持たせることで、収納部にデッドスペースをつくらず隅々まで荷物を入れられる構造です。容量を拡張できるエキスパンダブルタイプの「No.06863」(34L、2万8600円)と「No.06864」(64L、3万1900円)は、狭い場所でも荷物を出し入れできるフロントオープンタイプ。静音性に優れ、軽い力で方向転換できる双輪キャスターを備えています。

たわみを抑えるために底に設けた凹みは、バッグを持ち上げる際に手をかけやすい形状。容量34L(2万4200円)から新たにラインナップに加わった65L(2万9700円)までの5サイズ展開。カラバリはブルーグレー、ベージュ、ガンメタリックと新色となるホワイトの4色です。

▲「アルゴナム2-F」

フレームタイプの「アルゴナム2-F」は、タフで耐久性に優れたアルミのボディに施したフェードアウトする斜めリブラインのデザインが印象的。内装には抗菌加工生地を採用し、収納スペースの仕切りやメッシュポケット付きの中仕切りなどで荷物をしっかりホールドします。

3ケタのダイヤル式カギTSAロックを採用。キャリーバーは多段階調整ができるプルドライブハンドル、トップハンドルは手を離すと自動で元の位置に戻るオートリターン仕様になっています。

容量32L(5万5000円)と73L(6万3800円)の2タイプをラインナップし、カラーはブラック、ガンメタリック、シルバーの3色展開。

さて、両タイプの特徴を比べてみると、ファスナータイプはフレームタイプに比べて軽量で持ち運びしやすく、素材が柔軟なので衝撃が加わった際にスーツケース自体が壊れにくい点がメリット。また、ファスナーを少しだけ開けてちょっとした荷物を出し入れできるのも使い勝手がいい点です。

フレームタイプは、重さは少々ありますがその頑強そうな見た目からして防犯性が高く、堅牢なボディに衝撃が加わっても中の荷物が壊れにくい点というメリットがあります。気密性が高く雨に強いのもポイント。また、ファスナータイプよりも開閉しやすいのも特徴です。

サイズはもちろんですが、旅行スタイルや持っていく荷物によってもスーツケースのタイプを選びたいところですね。

>> ace.

<文/&GP>

 

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