ホンダの“ハンターカブ”は、1961年にアメリカ向けの輸出仕様車として登場した「CA100T TRAIL50」や、山間部の走行を可能にした1968年登場のトレールモデル「CT50」をルーツに持つ、オフロードのテイストを備えたレジャー仕様のスーパーカブ。
2020年に新型ハンターカブとして「CT125・ハンターカブ」が登場し、ワイルドな見た目や走破性、燃費のよさなどがウケ、今でも売れまくっている大人気モデルとなっています。原付二種なので、2人乗りができたり、原付と違って法定速度が最高60km/hなのも魅力です。
今回のマイナーチェンジでメインとなるのは、最新の排ガス規制に対応しつつも最高出力の向上を実現した新エンジン。トルク重視のロングストロークエンジンは、低・中速域で力強い走りを体感できるはず。なお、エンジンガードパイプには補強が入り、剛性もアップしています。
また、リアサスペンションのスプリング初期加重を5段階に調整できるプリロードアジャスターを追加。走る路面や積載量などシーンに合わせて、リアサスペンションの効きを調整可能です。
そして、注目なのが本モデルから加わった新カラー。前モデルのマットフレスコブラウンに代わる“マットアーマードシルバーメタリック”は、バイクのメカっぽさを強調しつつも、街乗りにも馴染む落ち着いた佇まい。それに既存のグローイングレッドとパールオーガニックグリーンを合わせた3色展開となっています。ちなみに、細かいところでは、グローイングレッドのリアキャリアの色がレッドからブラックになっている変更点も。
さらに、カスタマイズ性もハンターカブの魅力のひとつですが、新モデルの登場に合わせて別売りの純正アクセサリーも登場。「ウインドシールド」(1万8260円)、「フロントキャリア」(1万2210円)、「センターキャリア」(1万1660円)、「サイドボックス(8L)」(1万2100円)などが追加されています。
発売予定日は12月15日。大人気バイクの新モデルゆえに、早く乗りたいという人は受注に関して早めのチェックを!
<文/&GP>
【関連記事】
◆バイク趣味も車中泊も楽しめるギアブランド「MIGRATRAIL」がスタート!
◆バイカー歓喜!お尻にやさしい“バイク専用エアパッド”で長時間のライドを快適に!
◆バイクだけど荷物がいっぱい?だったら原二の3輪スクーターなんていかが?
- 1
- 2