シックなムーンフェイズを携えたボーム&メルシエ「リビエラ」新モデル

ボーム&メルシエ リビエラといえば、特徴的な12角形ベゼルと、力強く穿たれた4本のビスがあまりにも有名。1973年の誕生以来、時代のニーズやトレンドにフィットするようアレンジを加えつつ、伝統の個性的なスタイリングを貫いてきたなロングセラーモデルです。


特に2021年に“第5世代”として復活したコレクションでは、現代のラグジュアリー・スポーツに通じる品の良さと力強さを合わせ持ったデザインへとスタイルを一新。華やかなカラーをまとった36mm、42mmモデルや精悍さを増したクロノグラフなど、豊富なバリエーションでファンを楽しませています。

そんなリビエラに今回新たに仲間入りした「リビエラ ボーマティック ムーンフェイズ」は、伝統的なムーンフェイズによるデイデイト表示機能を搭載した43mmモデル。


ムーブメントは、驚異の120時間パワーリザーブを達成したボーム&メルシエ自慢の“ボーマティック”ムーブメントを採用。金曜の夜に時計を外し、月曜の朝そのまま身につけて出かけられるスタミナぶり。また1500ガウスの耐磁性能も現代のライフスタイルにマッチしています。

また元来伝統的でクラシカルな機構であるはずのムーンフェイズですが、このモデルではリビエラそのものがもつスポーティなスタイリングに合わせて、装飾性を排したモダンなものへと表現をデフォルメ。モノトーンの色調とともに、シャープで現代的なアクセントとして存在感を放っています。

▲「Riviera 10682」

「Riviera 10682」(67万1000円)は、“月から見た地球”をイメージしたというブルーのカラーダイヤルが美しいモデル。風防とダイヤルをつなぐフランジ、インダイヤルの日付表示リングの外周も同じくブルーラッカーでカラーリング。また、フランジの数字や秒針にターコイズやグリーンを添えるなど、瑞々しい色使いは眺めるほどに目を楽しませてくれます。ストラップにはポリッシュとサテンで仕上げを使い分けたステンレススティール製ブレスレットを採用、ケースとの一体感も楽しめます。

▲「Riviera 10681」

一方、シャープなシルバーとグレーのグラデーションで月そのものを表現しているのが「Riviera 10681」(65万4500円)。サンドカラーのダイヤルは月面に広がる砂漠から着想を得たもので、サンレイ・サテン仕上げとラッカー仕上げを組み合わせた複雑な質感が、色味を抑えたダイヤルに奥行きを与えています。

立ち上がりのフランジ部分とラバーストラップにはダークグレーを配することで、シャープな印象をいっそう強調。6時位置に備えたモノトーンのムーンフェイズとのバランスも見事です。

このほかカウンターウェイトに添えたブランドシンボルのΦマーク、中身をくりぬいてアウトラインで表現した時分針、シースルーバックから覗くムーブメントの華麗な装飾など、小技の効いたディティールひとつひとつがチャーミング。思わず語りたくなる魅力が満載です。

>> ボーム&メルシエ

<文/&GP>

 

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