外れても倒れにくい車載スマホホルダー、その秘密は吸盤用プレートにあり

▲「ウィングキャッチ」

▲「ウィングキャッチ ロングアーム」

一見、ごく普通のアームホルダーに見えるこの「スマホルダー 吸盤SS」。ご覧の通りクルマのダッシュボードに取り付ける吸盤式ホルダーで、スマホを3点で支える「ウィングキャッチ」「ウィングキャッチ ロングアーム」、2点で挟み込む「ロングアーム クイック」の3タイプ4製品として、この11月21日より発売を予定しています。

▲「ロングアーム クイック」

クルマへの取り付けは至極単純。まず取り付け位置を決めたら付属の粘着テープで専用プレートを貼り付け、次にプレート中央の突起に合わせてホルダー本体をセット。あとはホルダーの根元に備えたレバーを下げて吸引、固定すれば設置完了です。

ここで注目したいのが、最初に貼り付けたプレートの中央にある突起。「スマホルダー 吸盤SS」ではこの部分がボールジョイントになっており、吸盤を固定する際にホルダー本体内側に接合するつくりになっています。

ポールジョイントのおかげで取り付けはより確実なものになるし、吸盤が外れた場合も内部に備えたボールジョイントがスマホの落下を防いでくれる…。これこそが今回新搭載の“Wロック機構”です。吸盤が機能している時もゆるんでいる時も、ダブルで落下を防止してくれるというわけです。

また今回の新モデルは「SS」の名の通り、ダッシュボードに直接接するプレートと吸盤を、従来モデルから18%小型化しているのもポイントのひとつ。

近年発売されるクルマはダッシュボードに平らな面が少なくなる傾向にあるそうで、大きな吸盤では安定した取り付けが難しいようなケースも見られるとか。そこでこの「スマホルダー 吸盤SS」では、プレートと吸盤をコンパクト化、限られた接着スペースでも取り付けられるようになっているのです。

つまり“Wロック機構”は、設置できるスペースが限られていても、確実に取り付けることができるようにとの工夫でもあるのです。

またホルダーの根本部分は、吸盤を取り付けたままの状態でホルダーの角度を左右150度の範囲で動かすことが可能。吸盤を付け外しすることなく位置や角度の調整ができるのは単純に便利だし、脱着回数を減らすことはその分吸盤劣化の抑制にもつながります。

とくに軽自動車などダッシュボードの奥行きが狭いクルマでは、活用できるスペースはどうしたって限られる。快適さを安全・確実に手に入れるならぜひチェックしておきたいアイテムです。

>> カーメイト

<文/&GP>

 

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